梅雨空が続きますね~(これを書いているのは7/3です。)
今年の梅雨明けはいつでしょうか?
昨年は7/9頃、平年は7/21頃だそうです。(東海地方)
さて、今回も最適な加熱方法ってなんだろう?の14回目です。
前回、リード線の選定について書きました。
リード線を選ぶだけでも、実はいろいろなノウハウがつまっているんです。
今回は、リード線と同じくらい(それ以上)大切なリード線と発熱体との接続方法について書いてみますね。
*かなり秘密な部分が多いので、どこまで書けるか!?
接続方法を書く前に、発熱体の種類とリード線の種類を整理しますね。
発熱体:ニクロム線、ニクロム箔、エッチング箔
リード線:Ni(ニッケル)、TA(スズめっき銅)、NA(ニッケルめっき銅)
*リード線の被覆種類は省略しています。
接続方法はこれらの組み合わせなので、計9種類の組み合わせになります。
そして、接続方法には圧着と溶接があります。(もしくは両方)
圧着は市販品のP端子、B端子も使いますが、弊社オリジナルの端子や特殊な端子も使います。
溶接はTig溶接、スポット溶接が基本です。
接続端子及び溶接は、精密で難易度が高く、重要な加工なので、弊社の特殊工程になっていて、作業認定者のみがおこなっています。
接続方法は、使用雰囲気温度、電流値、サイズ、強度、金属の種類等、いろいろな観点から最適な方法を選びます。
接続方法を誤ると、断線やショート、発火等、様々なリスクが起こる可能性があり、とても大切な工程です。
発熱体とリード線の接続は、一見簡単そうに見えますが、実は奥が深く、選定も加工も非常に神経を使う仕事なのです。
*写真は10年ぶりに行ったナゴヤドームです!ドアラの後ろ姿もw
ヒーター選定でお困りの方はこちら↓
https://www.kawaidenki.co.jp/inquiry/
【バックナンバー】
1回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.jp/2018/02/blog-post.html
2回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.jp/2018/03/blog-post_16.html
3回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.jp/2018/04/blog-post_20.html
4回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.com/2018/06/blog-post.html
5回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.com/2018/07/blog-post_4.html
6回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.com/2018/08/blog-post.html
7回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.com/2018/09/blog-post_26.html
8回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.com/2018/11/blog-post.html
9回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.com/2018/12/blog-post_12.html
10回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.com/2019/02/blog-post.html
11回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.com/2019/03/blog-post.html
12回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.com/2019/04/blog-post_10.html
13回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.com/2019/06/blog-post_17.html
ツイート |