こんにちは、東京支店の木田です。
先日、ニュースで秋刀魚の漁獲量制限について北太平洋漁業委員会(NPFC)で2020年導入の合意という一報がありました。
このところ秋刀魚は不漁が続いており、「目黒のさんま」で有名なさんま祭りでも入手が難しくなってきたというニュースもあったほど。
理由の一つとしては中国など海外で秋刀魚の需要が上がったことも挙げられますが、他の理由の一つに日本近海の水温があります。
日本近海の水温上昇がもたらすもの
秋刀魚の漁船は近海に限られているため、日本の漁場内に秋刀魚が回遊してこないと漁獲できません。
しかし近年は日本近海の水温が上がっており、漁場外を秋刀魚が回遊するため必然的に漁獲量が落ちてしまったようです。
また、全体的に秋刀魚自体の資源量も減少傾向にあるため、安定した漁獲量を継続するために、今回のようなサンマの漁獲量に初めて規制措置が取られ、合意となりました。
秋刀魚の季節はまだ先ですが、これからも美味しく秋刀魚を食べられるよう皆が協力しあえると良いですね。
ツイート |