毎日毎日暑い日が続きますね~
もう35℃以上は当たり前になりましたね。
まだまだ暑い日が続きますが、今年の夏を感じましょう~
さて、今回も最適な加熱方法ってなんだろう?の6回目です。
みなさん、ついてきてくださいね~w
1回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.jp/2018/02/blog-post.html
2回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.jp/2018/03/blog-post_16.html
3回目はこちら↓
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4回目はこちら↓
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5回目はこちら↓
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今回は、前回の続きです。
金属加熱について、もう少し深掘りしていきますね!
前回は、金属の熱板を考えました。
温度と大きさを考えるだけで、いろいろなヒーターが選定できることがわかりました。
今回は、熱板のニーズが多い、均熱について考えてみます。
どうしたら熱板の均熱が実現できるか?
熱板の均熱を考えるとき、いろいろなアプローチがあります。
その一つは、金属の素材選定です。
金属の熱板には、ステンレス、鉄、アルミなど、いろいろな金属を使います、もちろん、耐熱や強度など用途によって使い分けをしますが、今回は均熱だけに絞って考えます。
ステンレス、鉄、アルミのどの熱板が均熱しやすいでしょうか?
正解は・・・?
アルミです。
なぜか?
理由は熱伝導率の違いです。
熱伝導率とは、熱の伝わりやすさの示す値で、W/mKで表します、
アルミ:236
ステンレス:16.7~20.9
鉄:84
(Wikipediaより)
なんと!アルミとステンレスでは、10倍以上の差があります。
それだけ、熱板内で熱が移動しやすく、均熱しやすいということです。
熱板の均熱には、ヒーターの選定だけでなく、金属の素材選びも大切だということがわかりますね!
ちなみに、弊社ではHSP(ヒートシミュレーションプログラム)を使って、熱板の均熱化を実現することができます。事例はこちら↓
https://www.kawaidenki.co.jp/solution/case038.html
熱で困ったらこちらまで!(また宣伝ですw)
https://www.kawaidenki.co.jp/inquiry/
まだまだ奥深い金属加熱。次回もお楽しみに!

*写真は先月行った葉山の海です。海風が気持ちよかった~!
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