7月に入り、梅雨真っ只中ですね~
梅雨明けまであと3週間くらいでしょうか?
さて、今回も最適な加熱方法ってなんだろう?の5回目です。
みなさん、ついてきてくださいね~w
1回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.jp/2018/02/blog-post.html
2回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.jp/2018/03/blog-post_16.html
3回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.jp/2018/04/blog-post_20.html
4回目はこちら↓
http://kawaidenki.blogspot.com/2018/06/blog-post.html
今回は、前回の予告通り、固体加熱について、具体的にお伝えしますね!
一口に固体と言っても、いろいろな物質がありますが、
今回は、もっともポピュラーな金属加熱について考えてみます。
例えば、均熱のとれた熱板を作りたいと考えたとき、いろいろな条件があります。
その中でも使用温度は、加熱方法を考える上で、もっとも大きなポイントです。
~200℃・・・シリコンラバーヒーター、フィルムヒーター、ET-600、カートリッジヒーター、シーズヒーター(ほとんどのヒーターが選べます。)
~300℃・・・フィルムヒーター、ET-600、カートリッジヒーター、シーズヒーター
~600℃・・・ET-600、カートリッジヒーター、シーズヒーター
~750℃・・・(カートリッジヒーター)、(シーズヒーター)
弊社の製品ラインナップと使える温度帯を簡単にまとめてみました。
温度があがっていくごとに、使えるヒーターも限られてきます。
まずは~200℃の熱板を考えてみましょう。
選べるヒーターはたくさんあるので、他の条件を見てみます。
例えば大きさ。
15X15、50X50、100X100、1000X1000、2000X2000・・・
15X15と小さな熱板(ブロック)の場合、製作可能なヒーターは、シリコンラバーヒーター、フィルムヒーターに限られます。
50X50、100X100の場合、シリコンラバーヒーター、フィルムヒーター、ET-600,カートリッジヒーターが選定できます。
1000X1000の場合、シリコンラバーヒーター、カートリッジヒーター、シーズヒーターが選定できます。
2000X2000の場合、シーズヒーターに限られます。(シリコンラバーヒーター、フィルムヒーター、ET-600の場合は分割で対応可)
温度、大きさと2つの条件だけでも、こんな形で最適なヒーターの選定が変わります。
他には、真空中、クリーンルーム、高湿などもヒーター選定の条件となります。
このように僕たち熱のコンサルタントは、お客様に最適な熱をいつも考えています。
質問、疑問はお気軽にどうぞ!(宣伝ですw)
https://www.kawaidenki.co.jp/inquiry/
次回は、金属加熱をもっと深掘りしてみますね!
お楽しみに~

*写真は、人生初体験のすき焼きです!仲居さんが丁寧に焼いてくれました!美味しかった~
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