脳にはたっぷりエネルギーが必要
人体のブラックボックス・脳。
最近は脳科学の本なんかがよく出てますが、実際のところ人間の思考や記憶がどのようなメカニズムで成り立っているのか、仕組みはまだまだ神秘の領域が多いんだそうです。
ただ、脳が大変エネルギーを消費する器官であることはよく知られています。
脳にはブドウ糖
しかも、エネルギーとする成分は、糖質を体内で変換して得られる「ブドウ糖」のみ。脳は、安静にしていても1日120g、1時間に5gものブドウ糖を消費する、驚くべき大食いの臓器です。でんぷんや糖分は人間の栄養に含まれる時、ブドウ糖に変わります。
多く含まれる食品は、米、パン、ぶどう、バナナ、ごぼう、いも類です。
よく「三食ごはんを食べないと…」などと言われますが、お茶碗一杯のご飯に含まれる糖分はどの程度かご存知でしょうか。
お茶碗一杯のご飯(150g)に含まれる糖質は、55g程と、1日のブドウ糖消費量の約半分です。
じゃあ二食でもいいんじゃない?と思ってしまいますが、ブドウ糖はすぐに分解されてしまうため、体内に長く貯蔵しておくことはできません。
また、朝は仕事等で脳がエネルギーを良く使う時間帯なので、やはりブドウ糖を補給しておかないとダメなんだそうです。
朝はバタバタしてしまいますが、朝ご飯はしっかり食べたいですね。
脳のエネルギー源は、通常ブドウ糖だけ。 :: Science@Sugar |
茶碗一杯のご飯の栄養 |
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