お餅はなぜ膨らむか? | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2011/01/14

お餅はなぜ膨らむか?

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こんにちは、坂東です!

♪年の始めの 例(ためし)とて 終りなき世の めでたさを~

とのメロディーを聞いてから既に1週間も過ぎました。
年末年始のお休みがあった方は、だいぶ仕事に慣れてきた頃ではないでしょうか?

お正月といえば・・お餅!!

著作者: atmo

お正月と言えば、お餅。

関東と関西でお餅の形が違うなんてことも聞きますが、共通していることは、熱を加えると膨らむと言うこと!!

なぜ膨らむのか・・・理由は、デンプンの分子の構造によります。

・アミロース:分子が直線状につながった形
・アミロペクチン:分子が枝分かれしながらつながっている形

さまざまな穀物のデンプンの中には上記2つが共存しています。

うるち米に含まれるデンプンの約25%アミロース、残りの約75%がアミノペクチンです。

一方、もち米のデンプンは100%がアミロペクチンで、もち米全体が網状のアミロペチンは切れにくく、比較的自由に伸び縮みします。

これが、お餅が伸びたり膨らんだりする理由です。

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