焼き色で分かるステンレスパイプの温度 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2011/01/13

焼き色で分かるステンレスパイプの温度

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こんにちは。丹羽(にわ)です。

寒い冬にオートバイに乗るのって、気合が入りますよね。

排気管で凍えた手の暖を取ったり、缶コーヒーを温めたりと、夏場に敬遠されていた排気管の熱が、冬場は本当に有り難いです。

オートバイとヒーターの意外な共通点

著作者: Francesco Gernone
さて、排気温度って700℃前後になりますが、新車当時はピカピカのステンレスマフラーもこの温度で焼き色が付いて、茶色になります。

当社で製造するシーズヒーターの材料の一つに、ステンレスパイプが有りますが、表面の色を見れば、およその温度が分りますし、表面の色によってヒーターの性能も左右します。

具体的には、以下の表のような感じで変化していきます。

パイプ色
300℃~400℃
金色
700℃
赤紫
900℃

たかが焼き色、されど焼き色です。
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