ホッキョクグマと熱の関係 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2011/01/20

ホッキョクグマと熱の関係

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こんにちは、春名です。
今日のお話は、動物に関する熱についてです。

動物の体の大きさに、熱が関係しているってご存知でしたか?
「ベルクマンの法則」という、有名な法則があるのだそうです(知りませんでした)。

端的に言うと、
恒温動物においては、寒い所にいるものほど体が大きくなる
という法則です。

ホッキョクグマとベルクマンの法則

著作者: lwpkommunikacio
動物園の人気者であるホッキョクグマは、この法則を説明するのにとっても分かりやすい動物なのだそうです。

ホッキョクグマはずばり「クマ科」。
でも、熱帯地域に暮らしているマレーグマと、極寒の地に生きているホッキョクグマとでは、体長が1メートルも違います。

大きいのはもちろんホッキョクグマ!
寒い所に生きている動物は、熱を作り出すために、たくさんの筋肉が必要です。
ですから体重も重くなり、体が大きくなります。


逆に、熱い所に住む動物は、体から熱を出さなければなりません。
放熱するためには体重当たりの体表面積が広い方が有利ですから、体が小さくなるのだとか。

日本でも北海道の人は大きいのだろうか

これって人間にも当てはまるのでしょうか?
冷暖房に頼る生活をヒトが始めてから長いですから、あんまり関係ないかもしれませんね。

北海道に行って体重が増えても海鮮丼の食べ過ぎ。
身長が小さいのは「牛乳に相談だ♪」

それにしても生き物の体って、よくできてますね・・・
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