暑い日なんかは、氷など冷たいものを顔や手に当てるとひんやりして気持ちいいですね。
氷はなぜ融けるか
さて、この氷ですが、体に当てるとすぐに溶けていってしまいます。つまり、氷から水に状態変化しているわけです。
当たり前の現象ですが、これをもう少し詳しく見てみましょう。
人体と氷の間には温度のギャップがあります。
このギャップのあるもの同士を接触させます。
すると熱は両者の中間温度になろうと動きます。
つまり人体は放熱し、氷は吸熱するわけです。
その結果、氷は氷の状態を維持できる温度を超えてしまい水になってしまうのです。
ひんやりして気持ちがいいのは、人体の熱が氷の持つ温度と中和されることで得られるのです。
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