気温と空気抵抗の関係 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2018/10/29

気温と空気抵抗の関係

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どうも!東京支店の横田です。
涼しくなったと思えばあっという間に寒くなってしまいましたね。
短い秋を楽しみましょう!!

さて、みなさんは空気抵抗について考えたことはあるでしょうか?

私は一時期よくロードレースを見ていました。
ロードレースではどれだけ空気抵抗を減らして走れるかがとても重要になってきます。
そのためにチームで隊列を組みローテーションしながら出来るだけ
後ろの選手が空気抵抗を受けないようにします。
ロードレースを見ていると空気抵抗の影響というのをすごく感じるようになります。



今回は空気抵抗と気温の関係性について調べてみました!!

まず結論から述べますと気温が下がれば空気抵抗は増加します。

ここでポイントとなるのが温度と空気密度の関係です。
標準気圧1013hPaの場合、
・気温30℃の環境における空気密度は、1平方メートルにつき1.162kg
・気温0℃の環境における空気密度は、1平方メートルにつき1.292kg

気温30℃の時に比べて気温0℃の時、約10%空気密度が高いことがわかります。
つまり夏と冬では空気抵抗が10%も違うのです!!

人力の自転車だと冬は夏に比べて同じスピードを出すにも
1割以上の力を余分にかけないといけないということです。
車やバイクの場合だと燃費に影響を及ぼすのでしょうかね~??

数値上ではこういう結果になりましたが、
実際気温による空気抵抗の差を感じてますでしょうか??
これからの季節、空気抵抗が強くなってきますのでお気を付けを~!

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