お天気情報にもヒーターが | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2017/10/23

お天気情報にもヒーターが

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いやー、めっきり冷えてきましたね。
寒さに弱い金丸です。

季節の変わり目という事で寒暖の差が激しく、出がけの天気予報チェックは
欠かせません。
という事で、今日は日々のお天気情報データにもヒーターが関わっている
事をご案内します。

ラジオゾンデというものをご存知でしょうか。

気象データ測定装置を風船に載せて上空に飛ばして各種情報を観測し
ラジオ(電波)で地上に送信する機器の事です。
その一部の装置の中に氷結対策などの為、ヒーターが搭載されています。

このラジオゾンデ、地上10km~30km位まで上昇するとゴム風船が
減圧→破裂してその寿命をまっとうし、機器は海(まれに地上)に
落下しその寿命を全うします。

当然ですが温度計、湿度計などのセンサーに近年はGPSも乗っています。
これが使い捨てなのはもったいないですが飛行機を飛ばすことを考えれば
安いという事かもしれないですね。

もし天気予報で「上空○○kmの温度は‥」と話していたら、このことを
思い浮かべていただくと違った感慨になるのでは?



ではまた。



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