電気による熱で豊かな生活を
電気は応用技術で光や熱に変換され、日常生活の中で、電熱器・暖房機器他、家電製品のエネルギーとして幅広く活用されています。
今回は電気による発熱について紹介いたします。
物質に電気を流すと、物質中の原子と流れた電子との衝突が増加し発熱が起こります。
つまり熱は原子と電子の衝突により起こっているのです。
この原理を使って、電気ヒーターは発熱線に電気を流すことで熱を放出します。
銅線やエナメル線等でも電気を流せば発熱しますが、多くの電気ヒーターにはニクロム線が使われます。
ニクロム線というのはニッケルやクロム等からなる合金で、
- 耐熱温度が高い
- 電気抵抗が大きい
という性質を持っています。
普段意識しませんが、どんなことでも原理や仕組みを頭に入れておくのは大事ですね。
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