風邪をひいても解熱剤は使うな! | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2012/10/12

風邪をひいても解熱剤は使うな!

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こんにちは。東京支店 小林です。

風邪をひいたときどうしたらいいの?


風邪ひいちゃったー、、そんなときあなたはどうしますか?

A.. ツライ。でも薬なんて.. 飲まずに気合いで頑張る
B. 薬を飲んでそこそこに頑張る
C. 薬飲む飲まないにかかわらず、家で休養に専念します

本音を言えばCで行きたいですけど、スケジュールを考えるとAかBで乗り切るしかないですよね。



そんなときの判断材料に役立つ研究結果が、生理学研究所より発表されました。
風邪などを発症した際、その発熱は免疫力を増強するシステムだった!
その為、なるべく解熱剤を使わない方がよく、ということです。

解熱剤を使わない方がいい?


今研究で注目したのは、細胞膜に存在する陽イオン透過チャンネル(TRPM2=トリップエムツー)。
これは、風邪などの病原体を食べるマクロファージのはたらきを増強するものです。

通常、このTRPM2は48℃以上にならないと活性化されませんが、活性酸素に触れると、37℃程度の低温時も活性化するそうです。

人が病原体に感染すると、体内のマクロファージがこの病原体を食べます。
このとき活性酸素が放出されることでTRPM2が活性化されます。
体温が38.5℃くらいまで上昇すると、TRPM2は最大限に活性化され、マクロファージが病原体を食べるはたらきが、より活発化するのです!!

解熱剤相当の効果が期待できるのか?!


今回の研究では、過酸化水素のTRPM2に対する作用は、TRPM2そのものに対する“酸化”反応によることも分かりました。
具体的に、過酸化水素がTRPM2のどこに作用しているのかも解明できました。
このように、TRPM2機能調節の分子機構が明らかとなったことにより、マクロファージの働きを調節する新たな薬剤開発や治療戦略を提供できる可能性が考えられます。
今回発見した温度センサーTRPM2の働きは、私たちが細菌などに感染した際、発熱によって免疫力が上がるメカニズムの一つなのかもしれません。(HP引用)
免疫をになう細胞「マクロファージ」が体温で活発になる仕組みを解明―過酸化水素によって温度センサーTRPM2がスイッチ・オンする分子メカニズム―/自然科学研究機構 生理学研究所


しかしながら無理は禁物ですので、何より早め早めに行動に移しましょうね!

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