コウモリの性質 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2020/03/02

コウモリの性質

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こんにちは 大阪営業所の達です。

前の記事にもありましたが、花粉が飛んできましたね。。
花粉症にはつらい時期がきてしまいました。。
マスク・メガネ・薬・・・あらゆる手段で対策をしていきたいものです。


さて、今回は動物の能力について書きたいと思います。
以前のブログでもヘビの特殊能力について、投稿がありました。

ヘビの特殊能力 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

一部のヘビが持つピット器官、目と鼻の間の穴にある器官で、物体から放射される赤外線を感知出来ます。この器官を使い、たとえ夜間や暗闇であっても、ヘビは獲物を捕えることが出来るのです。
同様に温度を感知することができる動物が、吸血コウモリ(ナミチスイコウモリ)です。
コウモリを含む哺乳類はカプサイシン受容体と呼ばれる痛みや辛味を外界から受け取り、 情報に変換する性質が備わっています。
たとえば、唐辛子を食べた時の辛味を感知したりするのも、 この受容体があるため感じることができます。
また,辛味に反応する一方で42℃を超える高温にも痛みとして反応し、 その熱から離れるよう、指示する役割を担っています。 
これらの性質は我々人間にも備わっているのですが、更に進化した性質を吸血コウモリはもっています。

米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(University of California at San Francisco)のデービッド・ジュリアス(David Julius)氏らの研究によると、吸血コウモリではカプサイシン受容体が自動誘導装置のような役割を果たし、体温30度以上の動物から約20センチ以内に近づくと「獲物」として赤外線レーダーに捉えられる仕組みになっているという。
「吸血コウモリは、血管が皮膚表面に最も近い地点を検出することができる」とジュリアス氏は話している。
引用)42℃以下の温度をも感知できる!かつ、距離も把握できる!

限定的ではありますが、吸血コウモリのお食事(名前の通り、動物の血を吸います)を考えると、とても理にかなった進化を成し遂げている!と、この記事を見つけたときは驚きました。



冒頭に書いた花粉対策を見返すと、「マスク・メガネ・薬」・・・・・・便利になっていく分、人間は進化が止まっているな~と改めて考えさせられます。

コロナの影響でマスクも売っていないので、花粉の抗体を身体につくるか!?

そんなポジティブ精神で今日も元気に過ごしたいと思います^^
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