出先のランチで新たな発見がありました
営業職をやってますと外出先の昼食が楽しみだったりします。美味しい店を見つけると「もうけた!」という感じですね。逆にハズレを引くとテンションがた落ちですが…
お昼は優雅にイタリアン…と気取ったのがいけなかった。
パスタBセット。
日替わりパスタにサラダとフォッカチオ、コーヒーがついて900円。まあまあですな。都内だとこんなもんです。
フォッカチオまでついてちょっとお得なくらいです。はい。
フォッカチオ美味しいですよね。出てきたのがこれ。
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・・・はい。
何でしょう。すごく懐かしいフォルム。
下の方かじりましたが、うん。いい焼き加減。外はカリッと、中はふわっふわ。これでバターかジャムでもあれば朝食にぴったりですね。
あれ?いまはお昼だったか。まあいいや。
それでこれはフォッカチオ?フォカッチャ?何て言うのが正しいんでしたっけ。
耳もサクサクでうまい。耳?
……
ここまで食べてやっと現実を受け止めることができました。
完全に食○ンです。
大変失礼しました。何ですかコレ。
僕の勤労意欲を全力で削りに来てますね。
温厚さを処世術としている僕もこれには黙ってられません。
いや…でも何かの勘違いかも…
フォカッチャって本来こういうものなのかも…
下手にクレームをつけて
「お客様、これが本場のフォカッチャでございます(冷笑)」
とかされた日には立ち直れる自信がありません。
オシャレ文化に縁の無い生活がこかにきて仇となり、勢いがしぼむ私。
そもそもイタリア語でフォカッチャって何て意味なんや…(スマホポチポチー)
focaccia:焼いたもの
……けっこうざっくりしてた……!!
何やねん。そんな適当でええんかイタリア人。
自分らのソウルフードちゃうんか。
「焼いたもの」て…
ステーキとか焼魚も入ってまうやろ。
それともあれか。口説き文句に使てるんか。
「シニョーレ、君という太陽のおかげで僕の心はフォッカチオ(焼いたもの)さ!」やかましいわ。
……などと意味不明な妄想をひとしきり繰り広げた後、静かに店を後にしました。あ、お金は払いましたよ勿論。
メインのパスタも美味しくなかったし……はあ。
場所は大田区、東急池上線沿いのどこか、とだけ言っておきます。
忘年会シーズン、皆さんもお店選びには是非お気をつけ下さい。
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