シーズヒーターの大型輻射加熱ユニットはKAWAIまで | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2014/02/28

シーズヒーターの大型輻射加熱ユニットはKAWAIまで

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モノづくりにおいて、様々な形状の部品が活躍しています。
当然、温めたいものが平たかったり、単純な形状をしているとは限りませんよね。

そんなとき等に役に立つ、輻射加熱のユニットをご紹介いたします!
はい、ど~~~ん!
▲ユニットの全貌

黒く見えているパイプのようなものがシーズヒーターです。
実に約20本のヒーターを使用しており、リフレクターが一体化しています。
その20本を数回路に分け、それぞれで制御を行います。
これにより、1回路時よりも熱の分布を改善してあります。

▲ヒーターアップ

20本のヒーターを電源電圧200Vで使用いたしますので、総電流はかなりのもの。
絶縁加工はしっかりと。
内面は鏡面加工を施してありますので、被加熱物へ効率的に熱を伝えられます。
もちろん、このリフレクターがない仕様もございます。

▲裏アップ

輻射加熱の場合、被加熱物とヒーターとの距離を離すほど、被加熱物が欲しい温度と実際のヒーターの表面温度は離れてしまいます。
数mm離しただけでも、ヒーターの表面温度は高くなります。

電気配線部にそんな熱が籠ってしまうと宜しくありませんので、通気性を良くしてあります。


こちらのヒーターには、回路分のチャンネルのある温度調節器をセットにしてお納めしました。
なので、取り付けるだけですぐに使えてしまいます。


シーズヒーターは、ご希望の形状に曲げ加工を施すことができますから、
工場のラインの条件にあわせ、最も効率的な形状を検討することが可能です。
曲げの加工は奥が深い。ぜひご相談ください!





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