だんだん寒くなってきましたね。
山の動物たちは冬眠の準備に取り掛かっている頃でしょう。
さて冬眠ですが、なぜ動物は冬眠するのでしょう?
なぜ動物は冬眠するのか
小型動物は、体重の割に表面積が広いので、冬場はどんどんと体温が取られてしまいます。
通常でしたら、食物を食べることでカロリーを消費し体温を回復させるのですが、食物に乏しい冬場は、それをするのが非常に困難。
そのため冬眠をするそうです。
また放熱を避けるため、自らの体温を気温より少し高めぐらいに維持し、外気と体温の温度差による放熱を避けているそうです。
なるほど、理にかなっています。
ヒーターも同じ!
動物の冬眠、ポイントは「表面積」と「温度差」。
表面積が広いと放熱する面が増えるので熱のロスが大きい。
そして温度差があると、熱は均一にしようとする作用があるので、高い側の温度が奪われる。
熱盤など、計算上で適正だったのに希望温度まで至らなかった場合、この2点が大きな原因かもしれません。ぜひチェックしてみてください。
冬眠から学ぶ放熱でした。
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