先週から一気に12月並みに気温が下がり、今週は再び秋の気候となりました。
激しい気温差にやられて、体調を崩している方も多くなってきていることと思います。
今回は、なぜ、熱が出るのかを説明します。
発熱の原因
疾患により、原因は様々。以下の通りです。
感染症 | ウイルスや細菌に感染すると、発熱します。 これは、体内に入り込んだウイルスや細菌の増殖を抑えるための身体の防御反応です。 多くの場合、発熱は短期間で病気も2週間以内に治癒します。 安易に解熱するとウイルスや細菌を助けることになり、完治に時間がかかる場合もあるので、注意が必要です。 |
アレルギー性疾患・ 悪性腫瘍 | 38℃以上の高熱が2週間以上続く場合、リウマチなどのアレルギー疾患や、ガンによる発熱が考えられます。精密検査が必要です。 |
うつ熱 | 日射病や熱射病など、夏場の暑さや暖房した室内など、周囲の温度が高すぎるため、体内の熱が放散しきれずに体温が上がることを言います。 すみやかに体温を下げることが大切です。 |
発熱のメリット・デメリット ~悪いことだけじゃないですよ~
メリット | ウイルスや細菌など、比較的低温を好む微生物の増殖を抑える。 白血球の殺菌能・免疫能を高める。 |
デメリット | 体力を消耗する。発熱で塩分・水分を喪失する。 心臓に負担。 ひきつけ発作・精神障害を誘発することがある。 頭痛・倦怠感などの不快感 |
メリットがあるといっても、デメリットによるリスクのほうが高いですので、まずは風邪を引かないように、うがい・手洗いなどで感染症を予防し、規則正しい生活を送ることで元気な身体を作ることが大事です。
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