ボイラーとヒーター | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2020/02/26

ボイラーとヒーター

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大阪営業所の今西です。

私たちが主にお客様へご提供している製品・サービスは「電熱ヒーター」及びそれにまつわる機器、実機まで加味した設計のご提案だったりするわけですが、最近つくづく思うのは、「ヒーター(抵抗加熱)ってニッチなジャンルだなぁ…」ということです。

べつに卑下するわけではなく、むしろ逆で、ニッチだからこそ、ヒーターにはヒーターにしか解決できない問題が数多く存在し、そこへソリューションをご提供することこそ、我々のビジネスの意義であり、醍醐味だと考えています。

一方で、社会において最も身近で、使用量が最も多い熱源は、やはりボイラーではないかと思います。


家庭用のガスボイラーは言うに及ばす、工場や生産設備でもボイラーは多く使用されていますね。
工場用の暖房や、熱源が必要な生産設備においてボイラーは不可欠な存在です。

ちなみに、大阪ガスの年間のガス販売量は80億~90億m^3くらいらしいのですが、そのうち家庭用は25%くらいで、業務用が70%程度のようです。残りは他のガス事業者への販売とのことです。

「平成28年度ガス販売量の概況(平成29年3月分)」大阪ガス株式会社


私はボイラーのことは素人なのですが、抵抗加熱に比べて、熱量がけた外れに大きいことがボイラーの強みだと思います。

ただし狙った部分をピンポイントで精密に加熱することは基本的に苦手で、そこは電熱ヒーターの出番かとは思います。

なにぶん素人なので、ボイラーを使った生産設備などに携わられている方には、そんなことないよ! と言われてしまうかも知れませんが…。

ボイラーは、その使用量、世の中に提供している熱"量"で言えば、やっぱり「熱業界」の中心に居ると思います。もしかしたら、ニッチな我々と、お互いに面白い話ができるのではないか、などと妄想しております。この記事を見たボイラー関係者の方、ぜひご連絡ください(笑)
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