リュウグウのつかい その2 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2019/03/13

リュウグウのつかい その2

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こんにちは、東京支店の木田です。

以前、このブログではやぶさ2についてお話しましたが、今回もはやぶさ2についてです。

現在、小惑星リュウグウの表面にタッチダウンしサンプル採取を行っています。
そしてインパクターと言う弾丸を小惑星に撃ち込み、舞い上がったサンプルを回収するというトライに入っています。


このインパクターは金属製の爆薬入りの衝突装置で、空中で爆発させることでその推進力を使いインパクターの一部の2kg程度の銅板を衝突させる装置です。

この装置を使うことで小惑星の表面だけでなく、クレーターを人工的に作ることで内部のサンプルも入手できるのだそうです。

宇宙空間は大気による浸食がないので、小惑星が誕生したそのままの状態が維持されているようでサンプル入手により小惑星の成り立ちが調査できるとのこと。

インパクターが小惑星に衝突するスピードは秒速2km程度。空気抵抗もないので爆発そのままの衝撃を与えられるそうです。

遠く離れた宇宙で懸命に頑張っているはやぶさ2の調査成功を祈っています!



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