ではオートチューニングをONにして、もう一度やってみます。
温調器SDC15の場合ですが、オートチューニングをONにするとPV表示の小数点が点滅します。点滅が終わるとチューニング終了。最適なPID設定値を温調計が割り出し、制御を始めます。
点滅を見守り、後は待つだけ・・・と思いきや・・・
・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
終わらない・・・・・・・・・・
結局15分以上待ってもチューニングが終わらず、温度も上がらなかったので、一度中断しました。
でもまだ諦めません。
今度はオートチューニングをいったんオフにして・・・
通常のPID制御に戻してもう一度温度を上げてみます。
一回目と同じようにすごいスピードで昇温し、設定温度に到達したところで!
改めてオートチューニングを設定してみました。
今度はすぐにチューニングが終り、無事設定温度で安定させることができました。
温調計の設定ひとつで性能が大きく変わるという話でした。
熱は本当に奥が深いですね。
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