日本橋にある常盤橋から価値観を想ふ
弊社の東京の事務所の近所に常盤橋が有ります。
石組みの由緒ある橋ですが、ここのところずーっと工事中です。
震災の影響で崩れ落ちそうな橋を下から持ち上げています。
上には首都高が。当然、由緒ある橋には似つかわしくないです。
この先は、お江戸 日本橋ですが同様の景観です。
建設は高度成長期なので景観よりスピードだったんでしょうね。
(お堀の上なので地権者交渉が無い)
それが現在は地下化をして景観を取り戻そうと検討されています。
50年前も現在も「似つかわしくない」の感性は同じだったはず。
でも、現在は莫大なお金をかけてでも景観の方を優先する方向に変わってきている。
一言でいえば価値観の変化でしょうか。
仕事も同様ですね。私たち自身もお客様も変化が激しいと実感しています。
この橋を見て「価値とは何か」を考えさせられます。
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