熱と色のコラボレーション | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2012/09/07

熱と色のコラボレーション

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こんにちは。名古屋営業所の木田です。

花火は炎色反応で夏を彩る


夏も終わりました。

花火に行かれた方も多く見られると思います。
なぜあんなにいろいろな色が出せるのでしょうか。

花火の色はご存じの通り「炎色反応」によるものです。
その一例が下記になります。

◎第1族元素(アルカリ金属)

リチウム - 深紅色
ナトリウム - 黄色
カリウム - 淡紫色

◎第2族元素(アルカリ土類金属)

カルシウム - 橙赤色
ストロンチウム - 深赤色
バリウム - 黄緑色

◎第11族元素

銅 - 青緑色

◎第13族元素(土類金属)

ホウ素 - 黄緑色

◎第15族元素

リン - 淡青色(リン酸イオンによる反応)

ヒーターの色は?

では、ヒーターはどうでしょうか?美しく燃えて・・・もらっては困ります。

ただヒーターも温度によって色彩を変えるのです。
ヒーターに使われるパイプは熱により様々な色に変わります。

温度が高くなるにつれて、金属色である銀色から・・
金色 → 赤色 → 青色 → 黒色
というように変化します。

これによってヒーターがどのくらいの温度になっていたかも、ある程度推測ができます。
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