花火は炎色反応で夏を彩る
夏も終わりました。
花火に行かれた方も多く見られると思います。
なぜあんなにいろいろな色が出せるのでしょうか。
花火の色はご存じの通り「炎色反応」によるものです。
その一例が下記になります。
◎第1族元素(アルカリ金属)
リチウム - 深紅色ナトリウム - 黄色
カリウム - 淡紫色
◎第2族元素(アルカリ土類金属)
カルシウム - 橙赤色ストロンチウム - 深赤色
バリウム - 黄緑色
◎第11族元素
銅 - 青緑色◎第13族元素(土類金属)
ホウ素 - 黄緑色◎第15族元素
リン - 淡青色(リン酸イオンによる反応)ヒーターの色は?
では、ヒーターはどうでしょうか?美しく燃えて・・・もらっては困ります。ただヒーターも温度によって色彩を変えるのです。
ヒーターに使われるパイプは熱により様々な色に変わります。
温度が高くなるにつれて、金属色である銀色から・・
金色 → 赤色 → 青色 → 黒色というように変化します。
これによってヒーターがどのくらいの温度になっていたかも、ある程度推測ができます。
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