理科の実験の遠い記憶
皆さん、遠い小学校の時の記憶まで遡ってください。理科室でアイスキャンディーを作った記憶はありませんか?
その時にしてたひと工夫。「氷に塩を混ぜ」ましたよね。
訳がわからなかったんですが、友達と作るアイスキャンディーは美味しかったなあ・・・
さて。ここで問題!
Q.氷に塩を混ぜるとどうなるでしょう??
答えは、【氷が溶けやすくなる】んです。
2つの器に同じ量の氷を入れて、一方に塩をかけてみます。
少し経つと、塩をかけた方の氷が先に水になっていきます。
氷と塩が混ざると、-20℃まで温度が下がるんですが、それは氷の融点が下がり、0度では固体で居られなくなるから。
従って、氷がどんどん溶けていく訳です。
アイスを作るときに塩を混ぜたので、溶けにくくなると勘違いしがちですが、氷は溶けるときに、周囲から大きな融解熱を奪っていきます。
なので、周りの温度が下がる一方、氷そのものはどんどん溶けていったはず。
暖かくなったらジュースを使って、アイスキャンディー作りでも如何でしょう^^"
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