宝石の“キレイ”は熱で処理されている!
宝石の種類は色々ありますが、実は色を出すために熱処理しているそうなんです。
知ってましたか??
有名な石で特色をご紹介します。
- アメジスト(紫水晶)‥色が濃いものほど上質とされている。
( Photo by (c)Tomo.Yun ) |
硬度は7、割れる心配も比較的なく安心して扱える宝石ですが、熱によって色変化 起こし、紫色が緑色になってしまったり、また強い光で退色してしまうこともあるので注意が必要です。
逆に、熱処理で色を黄色に変化させ、シトリンにすることもあります。
- アクアマリン(藍玉)‥スカイブルーや濃青色の石が高価とされている。
アクアマリン |
アクアマリンの色は、熱処理(250~500℃。鉱山によっては700℃)に因る場合がほとんどです。市場に出回っているほとんどが熱処理されているそうです。
アクアマリンの原石は、普通黄色味あるいは緑味を帯びたブルーですが、熱により黄色味を除去し、あのアクアマリンの色目にしております。
機械製品やアクセサリーまで様々な所で、熱が使われているんですね。
身近に見ているものでも気付かない熱の問題はあるのかもしれません。
アメジスト(Amethyst)紫水晶 2月の誕生石 |
アクアマリンに対する処理 |
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