公共交通機関の安全対策 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2020/07/10

公共交通機関の安全対策

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こんにちは、東京支店の木田です。

新型コロナの影響もあり公共交通機関を使う機会がめっきり減りました。
まだまだ安心できる状況ではないのでなるべく密になるところを避けながらの生活が必要ですね。

公共交通機関の代表的なものが電車です。




特に都心部では大人数を一気に運ぶことのできる大動脈として機能していますし、長距離移動には新幹線もあります。

これからの時期で公共交通機関を悩ませるのが熱による線路の膨張収縮とそれによる歪みです。

特にこのところ酷暑と呼ばれるほど気温も上がってきていますし歪みは車両の脱線など大事故にもつながるので大きな問題です。

線路の歪みは鉄道各社で様々な方法により実施されています。

代表的なものが新幹線のドクターイエロー。
線路の歪みだけでなく架線の状態など様々な測定を行いながら走行しています。
ちなみにドクターイエローは東海道山陽新幹線で走行しており、東北新幹線などはイーストアイという車両が走っています。こちらは黄色ではなく白地に赤の車両です。

他にも地域によっては夜間に保線作業員の方が目視などで検査するケースもあるそうです。


線路メンテナンスは重要な反面、測定が間隔や人力に頼る部分が多くありましたが、近年は画像測定装置を用いて自動的に測定する技術も発達してきたため
作業員不可も徐々に軽減出来ているようです。

生活になくてはならない鉄道ですが、私たちが安心安全に利用できるような取り組みも忘れてはならないですね。


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