この間、道路舗装を手がけられている会社の方とお話しする機会があり、
アスファルトについて色々教えていただきました。
アスファルトって素人目には石の粒みたいに見えますが、
実は熱にあまり強くないというのが業界の常識のようです。
アスファルトが日本に普及し始めた頃は、夏場に舗装がネチャネチャになって、
靴に貼り付いてしまうこともあったとか・・・。
そう言えば昔、地元の周りの道路は夏場は少しねばついていたような気がします。
現在では材料や工法の進化により、そういったことはほぼ無くなったそうです。
およそ140℃程度の耐熱があるようです。
現在の工法は、簡単に言うと砂利とアスファルトを混ぜて、
「アスファルトフィニッシャー」と呼ばれる設備により熱をかけながらプレスする工法が一般的です。
たまに道路工事の現場で見かける、大型のローラーのようなやつですね。
最近では「常温アスファルト」というものが出てきていて、
それは熱をかけなくても舗装できるため、工事のコストがかなり抑えられるため、普及しつつあるそうです。
身の回りものって知らないうちに進化していますね。
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