桜餅の呼び名 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2019/04/12

桜餅の呼び名

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こんにちは!東京支店の小林です。

春眠暁を覚えずとはよく言ったもので。
ぽかぽかと温かくって、ウキウキしてしまいますね(^^
今、春の陽気に誘われて、四季折々の顔を見せてくれる和菓子に傾倒しております。
ちょっと遠回りして和菓子屋に寄っちゃったりして。
こんな時くらいうつけてみても!



今はなんといっても、桜餅!

意外と5月頭の柏餅シーズンまでの期間がなく
食べられる機会は1年でもほんのわずか。
そもそも桜の葉を捨てるのがもったいなく、塩漬けにして取っておいて
和菓子に使った、というのが起源だというじゃありませんか。

この桜餅、西と東で形が全く異なるのはご存知でしょうか?

西の姿は粒粒のお餅にあんこが包まれた「道明寺」スタイル。
おはぎとかに桜の葉っぱが巻かれているな形ですね。
一方の東は小麦粉を薄く伸ばし、餡を巻いた「長命寺」スタイルといいます。
東では葉っぱを剥くとあんこが見えているのが特徴です。
もんじゃ焼きの締めによくいただく「あんこ巻き」さながらの形です。


西と東で呼び方が違うお菓子といえば「おはぎ」「ぼたもち」
「今川焼」と「大判焼き」、「お汁粉」「お善哉」・・・
様々ありますが、形がここまで違うものっていうのも
珍しいかもしれないですね。


東西味比べ、デパ地下等でも今なら手軽にできる時代。
この機会に如何でしょうか。^^


写真は隅田川沿いの長命寺さくらもちの山本やさんです。
あんこの甘さとから染み出たしょっぱみとがたまりません!

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