こんにちは、東京支店の木田です。
先日、科学博物館に行ってきました。
その中でも一番興味を引いたのがH-2ロケットのエンジン部分の展示でした。
興味深く長めているとボランティアの学芸員さんが声をかけてくださり色々教えてもらいました。
ロケットエンジンは燃料を燃やす際に何千℃という温度にさらされるため耐熱性能の高い金属を使っています。
それでも温度が上がってしまうのでそれを防ぐために液体水素や液体酸素を使って熱交換し地球圏を抜けるまでのわずかな時間、耐え切られるような構造になっています。
重力圏を超えると第一エンジンが切り離されます。
この時にボディなどは大気圏で燃え尽きますが、エンジンはその耐熱性のおかげで燃え尽きず海に落下するそうです。
そんな上手く海に落下するのかと思いましたが、発射場所や当日の天候、風向きなど計算されているそうです。
なるほど、種子島に発射台があるわけですね。
技術の結晶とも言えるエンジンには様々な熱対策が施されています。
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