こんにちは、東京支店の木田です。
河合電器では海外規格に対応するため認証取得に励んでいます。
主力製品であるシーズヒーター、カートリッジヒーター、シリコンラバーヒーターはアメリカの認証規格であるULマークの取得が完了しています。
さて、このULとは??
ULは電気機器や製品を始め産業機器、自動車部品など幅広い範囲を対象にしており、「安全」を重要視した認証です。
難燃性や電気特性にスポットが当たりがちですが、中には盗難対策を対象とした認証もあるそうです。
調べてみると歴史は古く1893年が発祥のようで、同年にあのエジソンが発明した電球が大量に市場に流れる際にその安全性を懸念した保険会社が調査し、その事故防止と安全性を確保することを目的に立案したそうです。
その後、任意の認証制度ながら「アメリカ向け製品には認可が必要」という世界的にも認められた規格になりました。
電気が身近になることを予見し、その後に起こるであろう事故のことまで推測して認証を作り上げるとはすごい先見性です。
電気を扱うメーカーとしては制限が厳しくなかなか厄介な認証規格ですが、全ては最終ユーザーの安全のため。
意外と電気機器のラベルに良く見ると「UL」の認証マークがついているので、もし見つけたら安全の歴史に思いを馳せてみては・・・?
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