名古屋営業所 羽根田です。
そろそろ春から夏に変わる雰囲気ですね。
テレビで「夏日」と言われる日も多くなってきました。
今年から菜園を始めていますが
温度を気にすることがしばしばあります。
先日夏野菜の苗を植えるとき、僕は大汗かくほど暑い中
植える作業をしたんですが、苗にとっては、まだ温度が低く
苗が風邪ひいてしまう温度なんだそうで
日中の温度と、夜の温度が○○℃くらいの時が丁度良いとか
発芽するには20℃~25℃が理想で5月初旬はまだ夜の気温が
低いから望ましくないとか、いろいろあるようです。
大体は予測していたんですが、植え付け後
気温が、やっぱり暑い日の方が、成長が早い。
温度ってのを発育で感じる今日この頃です。
農家さんは最高気温と最低気温が測れる温度計を使っていることも
良くある話だそうで、感覚だけではなくしっかり管理しているんだろうな
と感じました。
苗の購入時のことになるのですが
ホームセンターの苗コーナーに行ったとき、驚いたことがあります
ケチャップで有名なカゴメさんのトマトの苗とか
飲料で有名なサントリーさんの苗とか
僕らが日常良くお目にかかる大手企業が苗市場に参入していることを
初めて知りました。
温度管理、湿度管理、肥料や水の管理等、キッチリと管理することで
個体差は確かにあれど、安定した苗をつくることができる
だからこそ、そのような「管理」が得意な企業が参入しやすいのかもしれないな
と自分なりに考えた次第です。
野菜って、おてんと様と愛情と農家さんの長年の感覚で・・・って
イメージが僕にはなんとなくあったんですが、学んでみると化学と管理が重要
ってことがわかってきたような気がします。
このあたりは企業が得意なところですよね。
ヒーターに携わっていますと、ビニールハウスの温度を一定にしたいとか
地温を上げたいなどという話をお聞きすることがしばしばあります。
その気持ちが菜園をやることで少しわかるようになりました。
もしかしたら、今後は異分野の企業様から、野菜の為にヒーターで温度管理したいって
話がくるかも知れないな。そう思いました。
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野菜類貿易の行く末
食の安心安全
いろいろ考えると、企業として「食」を考えることも、携わることも
必要な世の中になっていくかもしれませんね。
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