マグロはチーターと同じ速度で泳ぐという | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2015/12/09

マグロはチーターと同じ速度で泳ぐという

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こんにちは、東京支店 小林です。

冬になっていましたが、いろいろな旬の食材が浮かんできますね。

こたつでぬくぬくと言えばミカン。
あったかお鍋でほかほかと言えば白菜。
寒い寒い、、寒という字で思い浮かぶのは寒ブリ!(私だけか?)

実はマグロも冬が旬!


そんなメジャーな食材がある中、あまり知られていないようですが、実はマグロも冬が旬です!
一般にホンマグロは10月~1月ごろと言われているようです。
普段は手の届かない大トロを冬のボーナスで・・っていうのはいかがですか??


我が家はそんな贅沢をするお金はありません(涙)
ので、偶然テレビで特集されていた「家庭でもマグロを美味しく食べる方法」に飛びつきました。

マグロの生体にかかわる「ならでは」の下処理があることをご存知でしょうか?

マグロの突進遊泳速度は90~100キロ?

なんとマグロ、めちゃめちゃ泳ぐのが早いっ。
なんと突進遊泳速度は90~100キロの速さと言われています。

陸上で一番早い動物の代表格、チーターの走る速度が時速90kmと言われていますから、なんだかマグロの見る目が変わりますよね。


早く泳げるようにある体内の仕組みが備わっています。
それが、「体温上昇」です。
マグロは常に、水温よりも5~10℃暖かくなるように、体温をコントロールしています。

体のサイズの大きい個体ほど体温と水温との差が大きくなる傾向にあります。
しかし、温度差の増大する割合は成長に伴い小さくなり、平均体温が30℃を越えることはありません。
数理モデルにより、成長に伴い体の断熱性が増大する一方、産熱速度は減少することが示されています。
その結果、体温が致死温度には至らず、成長しても温帯域で活動することを可能にしており、ひいては本種を魚類の中で最大級にまで成長させる要因のひとつとなっていることが分かりました。
マグロ属魚類の体温保持機構 « 東京大学 大気海洋研究所 生物海洋学分野 / 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 自然環境学専攻 海洋生物圏環境学分野

そんなマグロなのですが日本の近くを泳いでいるわけではなく、いわゆる遠洋漁業で捕獲され、市場に並びます。
腐食を防止するために、船上ですぐに冷凍をされ、スーパーで見るマグロは大体が冷凍のままか、解凍されたマグロですよね。
この冷凍の方法が近年ますます進化しており、冷凍食品等で用いられる瞬間冷凍がされています。
瞬間的に肉が凍ることで、成分変化が起きにくく、味の劣化が起きにくい、というメリットが。


その冷凍マグロを美味しく食べる、テレビで紹介されていた下処理の方法をご紹介しますね。

冷凍マグロはこう調理せよ!

  1. 塩水で洗い流す(塩で余分な水分が逃げなくなります)
  2. キッチンペーパーでふき取り、ビニール袋で密閉
  3. 氷水に浸し、芯が残ってる軟らかさになったらOK

早速試すぞ!と意気込んでみたものの・・スーパーで並んでいるマグロを見ても・・高いですよねえ・・。

直近のイベントで贅沢できるといえば・・クリスマス。

クリスマスの色にちなんでクリスマスマグロなんていいかも。(赤いし)

たまの夕食、マグロで贅沢なんていかがでしょう。

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