宇宙で人が生活する。考えてみれば大変なことですね。
国際宇宙ステーションでは、地球が担う循環システムを科学によって再現しています。
その最たるものが、「空気再生」だと思います。
人が生活する上で、呼吸によりどうしても空気は古くなります。
そこで、古い空気を新鮮な空気に戻す装置があります。
空気再生とは
人間は一日に1kg(600リットル、ドラム缶3本分)の二酸化炭素を排出します。二酸化炭素に含まれている酸素を回収する空気再生装置の研究を進め、高効率のシステムを目指しています。①古い空気からCO2を分離・濃縮する
→②CO2とH2を混合し、触媒と反応させる
→③水とメタンが生成される(サバチエ反応)
→④水を電気分解し、酸素を取り出す。(水素は②で再利用)
有人宇宙活動技術の研究:研究開発本部 |
ううむ、複雑。。。
原理は分かっても、実際に運用する難易度は想像もつきません。
宇宙事業に取り組むのは、それこそやっぱり雲の上みたいな人々なのか。。。
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