熱のことなら-【熱闘ブログ】
ラベル 宇宙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 宇宙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020/10/26

サーマルブランケット

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは!推進部の早川です。

先日、久しぶりに外にでて、
かかみがはら航空宇宙博物館にいってきました。

すごいですね~~、様々な飛行機や設計図、模型が
広大な建屋の中にたくさん展示されていました。

色々と周っていると、宇宙コーナーに、人工衛星や
月探索機などの装置が展示されていたのですが、

よく見ると、人工衛星に金色のペラペラしたものがついています。

人工衛星などでよく見る金のペラペラ(通称金ペラ)。
見覚えは有るのですが、なんで金色である必要があるのかとか、
そもそもなんのための金ペラなのか、これは前から疑問に思っていました。






でも、そこはさすがです。
抜かりがありません。ちゃんと説明が書かれていました。

この金ペラは、サーマルブランケットといい、
過酷な温度変化から人工衛星を守る「断熱服」なんだそうです。

この断熱効果は凄まじく、太陽からの熱が人工衛星の内部に侵入することを
防ぐための膜なんだとか。

実際に手に触れて触ることができましたが、
確かに、断熱効果がすごい!(気がする!)

ものすごい薄いペラペラでしたが、実際はプラスチックフィルム「カプトン」と網状の繊維「ダクロン」を交互に10層から20層も重ねた構造になっているそうです。

すみません、中身がペラペラなのは私の方でした。

一つ知識が深まったので、これから人工衛星の映像を観るたびに
鼻高々に「これは断熱服よ!」とペラペラ言えそうです。



このエントリーをはてなブックマークに追加

2020/06/05

人工衛星と虫と、熱に関する驚きの共通点!?

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。林田です。

最近、車で移動する機会が増えました。
運転中はお気に入りの音楽や、朝ドラを音声のみで楽しんだりしていますが、ラジオを特に聞いています。
ラジオは旬なニュースを言葉で分かりやすく伝えてくれるので、とてもいいですね。

先日ラジオで、民間企業のスペースXの「クルードラゴン」というカプセル型宇宙船が、国際宇宙ステーションにドッキングが成功したというニュースが流れてきました。

米、「クルードラゴン」で9年ぶりに有人宇宙飛行を再開 


NASAが米国の宇宙船で有人宇宙飛行を行うのは、2011年7月21日にアトランティス号が帰還して以来であり、さらに、NASAの飛行士が民間宇宙船に搭乗し、米国本土から国際宇宙ステーションへ向かうのは史上初とのこと。

日本でも2020年にH3ロケットの試験機1号が打ち上げられる予定です。
宇宙ビジネスがどんどん進んできており、これからが楽しみですね!

今回みなさんに紹介したいのは人工衛星に使われている推進システムと似たハイテクな仕組みを体内に持つ『虫』です。

人工衛星と共通点を持つ虫!

その名も『ミイデラゴミムシ』。
 ⇒虫が苦手な方もいらっしゃるので画像検索結果はこちら

ミイデラゴミムシは、体内に過酸化水素とヒドロキノンという液体が入った2つの袋を持っています。
外敵に襲われた時、袋から取り出した2種類の液体と酵素を加え、化学反応が起こすことが出来ます。
化学反応によって爆発音とともに100℃以上のガスを噴射することが出来る虫です。

そう、高温の「おなら」です。

このおならを生み出す仕組みと、人工衛星に使われている推進システムがとても似ているそうです。

決して交わりそうにない、虫とロケットですが、それらの仕組みに類似点があるというだけで、少し研究内容が身近に感じられるような気がします。

虫が持っている仕組みを弊社の技術開発に活かせるかどうか、また、宇宙に弊社の熱をどのように届けられるか、いろんなところに情報のアンテナを張っていきたいと思いました。
このエントリーをはてなブックマークに追加

2015/02/06

宇宙の彼方にさあ行くぞ!!

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは!東京支店の江國です。


先月、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH-IIAロケット26号機が
打ち上げられました。

将来、人々が宇宙で暮らす日が来る。
今回の打ち上げで、この夢のような話にまた一歩つながるような成果が上がればいいですね。



そんな中、人々が宇宙で住む為の宇宙ステーションの建設は
今もどんどん進んでいるそうですが、
この宇宙ステーションが建設されている高度400kmの宇宙空間です。

高度400kmってピンとこないですよね。


「一体どんな空間?」 「人が住める環境なの?」

調べてみました。

周知の通り、宇宙空間では太陽の光が当たる場所と
当たらない場所の寒暖の差がかなりあります。


太陽の光が当たる場所の温度は約120℃

太陽の光が当たらない場所の温度はマイナス約150℃


普通には住めないですね。



ここで出番となるのが断熱材!!


特に、宇宙ステーションに使われる断熱材は

「多層断熱層」というもので、

アルミ合金・カプトン・ケプラー・セラミックス・アルミメッシュ・多層断熱材

というモノたちが層になっている断熱材だそうです。


この断熱材のおかげで、約270℃の温度差にかかわらず、
宇宙ステーション内部の温度を一定保つことができるんですって!


自分の家に多層断熱層を貼れないかなー。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2014/09/12

満月

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。
営業の羽根田です。

秋は月が美しい季節です


この間は中秋の名月でしたね。
スーパームーンでもあったようで。詳しくは知らないんですけど、大きく見えるんですよね。地球の自転の関係で。



さて、満月と言うと何を思いますか?

御団子ですか、ススキですか、それともウサギが餅ついてるとこでしょうか。
私は、オオカミ男を思い出しますね。人間が満月みるとオオカミになるやつです。

月の満ち欠けと人体の関係・・・生命の神秘


これってあながち遠からずで、満月の時の動物は活発になったり大人しくなったりするようです。
生命のつながりと関係あるようで、子供ができやすいということもあり、発情するケースもあるんだとか。
なんとなく聞いたことありますよね。

人間もそうで、人間の排卵の周期と月の満ち欠けは、ほぼ同じらしく、お医者さんでも満月時は妊娠しやすいという方もいるようです。
生命の神秘ってやつでしょうか。

また、満月時は大潮になる。海面が上がりますね。
この時、海で生活している生物はいつもよりも岸側に来れるわけです。
このときに、通常は浅瀬のところに卵を産み、大潮後に外敵がない浅瀬で
大きくなれるんだそうです。

やはり、満月と命は何かありそうですね。
月も、海も、母親のイメージありますしね。

あれっ、弊社と何にも関係無い話しちゃった(笑)

このエントリーをはてなブックマークに追加

2013/12/25

第二の地球

このエントリーをはてなブックマークに追加
Merry Christmas!!大阪営業所の東方です。

サンタは今年もグローバル♪


ジングルベール ジングルベール♪(シャンシャンシャン)とクリスマスの音楽が聞こえてくると、サンタがトナカイにのって夜空を飛んでいる姿が頭に浮かびます。

そんなどこでも行けちゃうグローバルなサンタもスゴイですが、人間だって負けていません!
今もグローバルな動きが活発化する世の中ですが、いつか地球外にも広がっていくのでしょうね。

テラフォーミング!

テラフォーミングって、ご存知でしょうか?
実は、火星を第二の地球としてテラフォーミング中(惑星地球化計画)なんです。。


火星の大気は、二酸化炭素で気温は昼間でも氷点下9度。
夜には氷点下77度まで下がります。
火星の南極には水が氷の状態であるとも考えられています。

それでは、人類が住む上で一番問題になっているのは何なのか?

それは、大気(二酸化炭素)と温度です。



火星の気温を上昇させ、火星の氷を溶かす計画があり、方法として何点か考えられています。
  1. 火星上空で、太陽光線を反射させて、ドライアイスを溶かして
    大気の量を増やし、太陽光線の熱を逃がさないようにする方法
  2. 南極地点に熱吸収の高い物質を散布し熱吸収効率を上げる方法
など・・・

色々な方法が考えられていますが、
いったい何年で、火星はどの様になるのか?



答えは、、、1000年後…想像もつかない世界ですね。

長い年月を掛けて、新しく住める所を計画する事も大切ですが、
まず今ある地球をもっと大切にしていかないといけないですね。。



良いおこないをしていれば、サンタさんからプレゼントがあるかも!(笑)
このエントリーをはてなブックマークに追加

2013/05/29

太陽の爆発と影響

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。林田です。

太陽フレアが連続して発生しています


今、話題になっている太陽の大規模な爆発現象の「太陽フレア」が連続して起こっています。
現在太陽の活動が極大期がピークを迎えたそうです。

これらの活動によって、通信・放送衛星の障害や大規模停電が起きる可能性もあるため、警戒を呼びかけていて、通常よりX線の強度が100倍以上で電離圏が乱れ、無線通信に障害が出たそうです。

太陽って当たり前のように頭上にありますが、実はあと約50億年で無くなってしまうそうです。

小さい頃に図鑑で読みましたが、どんどん膨れて大きくなり、最後には破裂してしまうのだとか。


50億年後、地球はどうなるのか・・・。

太陽フレア - Wikipedia
このエントリーをはてなブックマークに追加

2012/11/07

きらきら星の実際

このエントリーをはてなブックマークに追加

東京支店の金丸です。
こんにちは。

星を撮る


カメラで写真を撮っていると一度は星を撮りたくなるのは私だけでしょうか?
で、いきなりですが、話題は星と温度について。
針金をガスバーナーで熱するとバーナーからの距離の違いで色が変わります。
星も同じように温度の違いが色に出ていると考えられています。

代表的な星たち
 赤(表面温度3600K以下:記号M)ペテルギクス、アンタレス
 だいだい色(3600~5000K:K) アルデバラン、アークトクルス
 黄色(5000~6000K:G)    カペラ、太陽
 うす黄色(6000~7500)K:F) プロキオン、カノープス
 白(7500~11000K:A)     シリウス、ベガ
 青白(11000以上:B/O)    リゲル、スピカ

温度の低い方から赤→黄色→白→青になるようです。

赤色は3000℃前後で、青色は1万℃~3万℃だそうです。
全く想像できない温度ですね。
因みに太陽は5,700℃だそうですよ。

秋の夜長・・星でも見て一杯やりませんか?

星の色が違うのはなぜ?
このエントリーをはてなブックマークに追加

2012/07/26

星と人

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。営業の今西です。

……暑い!!

…………と叫んでみたところで涼しくなるわけではないので、我慢するしかないですね(´・ω・`)

しかし皆さん、地球に生まれてヨカッタ~と思わねばなりません。

地球は決して暑くない!!


下は太陽系の各惑星の平均気温です。

水星 179 ℃
金星 464 ℃
地球 14 ℃
火星 -63 ℃
木星 -121 ℃
土星 -130 ℃
天王星 -205 ℃
海王星 -220 ℃
こうしてみると、地球の環境が奇跡的なのが分かりますね。

ちなみに水星よりも金星の方が温度が高いのは、金星には大気があり熱がこもりやすいからだそうです。
まあ、地球と違ってほとんどが二酸化炭素であり、気圧もべらぼーに高いそうですが。
NASAが送りこんだ探査機のほとんどが押し潰されてしまったとか。

恐ろしや……

このエントリーをはてなブックマークに追加

2012/06/29

宇宙と人

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。営業の今西です。

宇宙で人が生活する。考えてみれば大変なことですね。
国際宇宙ステーションでは、地球が担う循環システムを科学によって再現しています。

その最たるものが、「空気再生」だと思います。

人が生活する上で、呼吸によりどうしても空気は古くなります。
そこで、古い空気を新鮮な空気に戻す装置があります。

空気再生とは

人間は一日に1kg(600リットル、ドラム缶3本分)の二酸化炭素を排出します。二酸化炭素に含まれている酸素を回収する空気再生装置の研究を進め、高効率のシステムを目指しています。
①古い空気からCO2を分離・濃縮する

 →②CO2とH2を混合し、触媒と反応させる

  →③水とメタンが生成される(サバチエ反応)

   →④水を電気分解し、酸素を取り出す。(水素は②で再利用)


有人宇宙活動技術の研究:研究開発本部

ううむ、複雑。。。
原理は分かっても、実際に運用する難易度は想像もつきません。
宇宙事業に取り組むのは、それこそやっぱり雲の上みたいな人々なのか。。。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2012/04/16

太陽は燃えていない

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。営業の坂野です。

温かい季節になりました。。。
外回りもぽかぽか気持ちいい。太陽の恵みですね。
というわけで、今日は太陽のトリビアです。

太陽は・・・燃えていない


太陽が燃えていると良く言いますが、実際、太陽は燃えていません。
燃えてるように見えるだけです。

「燃える」とは、物体が酸素と結合して熱と光を放出、燃焼現象を言います。
太陽は、熱と光は出してはいますが、酸素による燃焼ではなく、核融合による反応のため、燃えてはいないのです。

太陽は、70%の水素と28%のヘリウムで構成されています。
太陽の質量は極めて重く、自身で収縮しようとする力が作用しています。
この作用によって中心部分の水素原子核がヘリウム原子核へと変換されている、
核融合反応が起きており、太陽が燃えている様に見える現象となっています。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2012/03/08

宇宙人

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。営業の坂野です。

地球に似た星をついに発見か


ちょっと前ですが、NASAが太陽系外の600光年彼方に、地球に似た惑星を発見したと発表しました。

サイズも位置も地球に近い系外惑星を確認

NASAの系外惑星探査衛星「ケプラー」で、ハビタブルゾーン(注1)にある惑星が初めて発見・確認された。

注1:「ハビタブルゾーン」 ある恒星から、液体の水が存在しうる距離のエリア。たとえば、地球は太陽のハビタブルゾーンにある。

「ケプラー22b」と名付けられたこの惑星の直径は地球の2.4倍ほどで、太陽に似た星のハビタブルゾーンを回る系外惑星としてはこれまででもっとも小さい。
地球のような岩石惑星か木星のようなガス惑星かといったことはわかっていないが、地球に似た惑星を見つけるための大きな一歩といえる。

大きさは地球の約2.4倍!
生命にとって必要不可欠な水が存在する可能性がらしいですね。

仮に同惑星に地表と大気が存在すれば、気温はセ氏約22℃になるという。
まだ、表面の調査がこれからのようで、ガス質なのか固体質なのかが今後調べられるとか。

この発見を踏まえ、生命が存在しうる惑星が銀河系にどの程度存在するかについての推測も予定しているらしい!

推測の結果、見つけた星の数分、地球外生命体が存在するとすれば…


文明の進み方によっては、既に地球に来ている生命体がいてもおかしくないですよね。
夢が広がりますね~

このエントリーをはてなブックマークに追加

2012/01/17

地球外生命体発見?

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。近藤です。

地球外生命体の存在を信じますか?


みなさんは、地球外生命体の存在を信じますか?
僕は信じています。

なぜか?

だって、その方が面白いですから!

そんな中で見つけたのが、下の記事です。

水が液体で存在可能な惑星確認 気温22度、地球の2・4倍 - 47NEWS(よんななニュース)

米航空宇宙局(NASA)は5日、生命に欠かせない水が液体で存在し得る惑星を、ケプラー宇宙望遠鏡による観測で確認したと発表した。
米メディアによると、惑星の地表付近の平均気温は推定セ氏22度。
組成は不明だが、NASAは「地球型惑星の発見に一歩近づいた」と強調している。
地球から600光年離れた場所に、平均気温が22℃の星が発見されたそうです。
ちなみに、地球の平均気温が約15℃と言われているので、7℃ほど高い星ということになります。

生命体が存在するためには、温度も重要なファクターですね。


俄然、地球外生命体が存在しそうだと思いませんか?
なんだかワクワクしますね!

600光年というとても遠い場所に、ひょっとしたら人間と同じような生物がいて、彼らも僕たちの存在に気づいているのかもしれません・・・。
不思議な感じですが、あり得ないとも言えません・・・。

いつか地球外生命体と会える日がくるかもしれませんね!
楽しみにしましょう~
このエントリーをはてなブックマークに追加

2011/11/18

静電気と宇宙

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは!営業の林田です。

この時期いや~な静電気

この季節静電気が嫌ですよね。
静電気がなぜ起こるか知っていますか。

静電気は化学繊維の衣類同士の摩擦により、体に電気が蓄積されたことによって発生するそうです。

バチッときた時、みんな静電気が起きたと言ってしまいますがウィキペディアによると
静電気による放電が起きたというのが正解
だそうです。(まあ、日常生活で「いま放電しましたね!」なんて言いませんが…)

この静電気が最先端の活躍をしている


子供の頃は下敷きで頭を擦って「スーパーサ○ヤ人!」なんてやってましたが、そんなアホな用途だけでなく、静電気は様々な分野で利用されています。

あの「はやぶさ」に搭載されていたイオンエンジンも、静電気の原理の応用なんだそうです。
作動原理は、まず放電室で電子レンジと同様のマイクロ波の照射という方式でキセノンをイオン化し、次に、多くの小孔のあるスクリーン電極および加速電極それぞれに制御電圧をかけて、放電室でできたイオンを電気的に加速し、その反動で推力を得るというものです。

ここで見逃せないのが中和器の役割です。
プラス電荷のイオンだけを噴出すると衛星がマイナスに帯電し、すぐに噴出ができなくなってしまいます。
それを防止するため、直後にイオンビームと等量の電子を放出し、プラス電荷をマイナス電荷で中和することにより安定した推力を保ちました。

まさに静電気で飛ばし、それを中和することで飛行を続けたのです。
「はやぶさ」の7 年間、60 億㎞という壮大な宇宙の旅を支えたのは静電気であったのです。
JAXA小惑星探査機「はやぶさ」物語|「はやぶさ」とは|原理「イオンエンジン」と「運動量保存の法則」
「はやぶさ」の イオンエンジン~ 先端分野での利用
静電気で発熱するヒーター、なんてのも面白いかも??
このエントリーをはてなブックマークに追加

2011/11/04

光速とニュートリノ

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは!営業の今西です。

光より速いものがあるとかないとか?


先日、「ニュートリノが光よりも速く動いた」という実験結果が発表されました。
SF好きには何かと興味深い話題ですが、専門家からは懐疑的に見られています。

というのも、1987年の超新星1987Aから放出された光とニュートリノの観測結果と食い違うからなんだそうです。

光より速い粒子「タキオン」の存在は早くから予言されています。
しかし今回のニュートリノが「タキオン」かどうかは、まだよく分からないそうな。

この辺の議論は物凄く難しいので、詳しくは下記URLをご参照ください(^_^;)

山本弘のSF秘密基地BLOG:「光より速いニュートリノ」をめぐる誤解

1・2・3と三部に分かれてます。興味のある方には面白いでしょう。


ちなみに僕は半分も理解できませんでした…

このエントリーをはてなブックマークに追加

2011/10/21

天より来たる

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは!営業の今西です。

何だかまた衛星が落ちてくるらしいですね。

asahi.com(朝日新聞社):ドイツの衛星、早ければ21日にも落下 - サイエンス
 運用を終えたドイツのエックス線観測衛星ROSATが今週末に地球に落下する見通しになった。ドイツ航空宇宙センターによれば、日本時間22日午前から24日午前にかけて大気圏に突入する可能性が高く、最も早い ...
 運用を終えたドイツのエックス線観測衛星ROSATが今週末に地球に落下する見通しになった。
ドイツ航空宇宙センターによれば、日本時間22日午前から24日午前にかけて大気圏に突入する可能性が高く、最も早い場合は21日中に落ちることも考えられるという。
  ロシアや北欧などを除いた北緯53度〜南緯53度の広い範囲の落下が想定されているが、落下地点の予測は大気圏突入の直前でも難しい。
最新の試算では最大30個の破片(計1.7トン)が、大気圏突入の際に燃え尽きずに落ちてくる。
世界のだれかに当たる確率は2千分の1(2千回に1回)だという。
大気圏に突入する際、宇宙船は突入角度を調整し、耐熱温度を超えないようにしていますが、何もしなければ1万℃を超えることもあるとか。

宇宙の不思議 うそ、ほんと -再び地球へ-
1万度の鉄の塊が、空から落ちてくる……人に当たる確率は2000分の1……

この確率を高いとみるか低いと思うかは人それぞれですが、何だかおっそろしい時代ですね。
このエントリーをはてなブックマークに追加

2011/10/06

火星の気温

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは!営業の羽根田です。
暑い夏も終わり、だいぶ過ごしやすくなりました。

他の惑星、気候は?


そういえば地球以外の惑星って、気候はどうなってるんだろう??
すぐ調べる課~。

火星は文字から灼熱かと思ってましたが極寒みたいです。

火星は灼熱かと思いきや、極寒みたいです。
そりゃそうか、水、金、地、火、木、土、天、海、冥。
水星が太陽に一番近いから・・・だから地球より寒いんか。
ん?あってる?わからないからやめとこう。
しかも冥王星は惑星ではなくなったんだっけ。
昭和に習ったからわからん。

それはおいといて火星の気温は‐20℃~‐100℃(それ以上)ぐらいらしいです。
しかも一日の温度差が激しいと100℃ぐらいあるとか。
気圧が低いから温まる速度も冷える速度も早いんだそう。
その点、地球は大気や海が布団がわりみたいになって気温の変化が少ないのだそうです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2011/06/21

国際宇宙ステーション

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。倉内です。

国際宇宙ステーションの温度


先日、日本宇宙飛行士の方が、長期滞在の為、国際宇宙ステーションに旅立ちました。

ステーションの周りといいますと、太陽側では100℃以上、反対に日陰側では-100℃以下になるのだそうです。
約90分で地球を一周しているので、45分ごとに昼と夜を繰り返し、200℃以上の温度差が生じている事になります。

しかし、ステーション内は約24℃に保たれているんだそうです。
(映像で見ると、室内では半袖で過ごされていますよね)

当然ですが、ステーションは特殊な断熱材に覆われて、外の温度変化に耐えうる構造になっています。

冷蔵庫などの家電製品から宇宙船まで、断熱材の用途は幅広いですね。

ヒーターでも、断熱材が併用されることが多くあります。
条件をお聞きして、断熱材の厚み・材質など提案致しますので、お気軽にお問い合わせください。
このエントリーをはてなブックマークに追加

2011/05/25

太陽熱が地球に伝わるのはなぜ?

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは!営業の小林です。

日本には四季があり、夏は暑いし、冬は寒い。
これは、夏は地球が太陽に近く、冬は遠いから気温が変わるんですよね。

でもでも。
宇宙空間て真空ですよね?なぜ太陽の熱が伝わるんでしょうか??
今日は物理学のお話です。

太陽熱が地球に伝わるのはなぜ?


熱の伝わり方には大きく分けて3種類あるのはご存知ですか?
伝導、対流、放射です。

こちらのブログでも度々紹介されるこの3種類の詳細は割愛しますが、
固体の熱の伝え方が伝導で、液体や気体が対流。
伝導は、固定されて動けない粒子を伝って熱を伝えます。
そして対流は、物体が動いて熱を伝えます。
典型的な例が、やかんのお湯。
温まったお湯はやかんの上へと移動していき、これを繰り返して全体が温まるのです。


さて、物体がなければ、伝導や対流は生じません。
当然、宇宙空間は真空のため、これら二つの熱の伝え方はできません。
ここで、3種類目の放射(輻射)の出番です。

例えば、フライパンでお料理をするときに、手を近付けて温まったか確認しますよね?
このとき熱く感じるのは、フライパンから熱い空気が移動してきたからではありません。
フライパンから電磁波が放射され、熱を伝えているんですね。

太陽は地球へ熱を放射で伝えている!

もう察しのいい皆さんはお分かりかと思います。
そう、真空中であるはずの宇宙空間を伝って太陽の熱が届くのは、この電磁波を受けているからなんですね。
光や電波、赤外線、紫外線、X線などはすべて電磁波の仲間。
電磁波は周波数に応じたエネルギーを持ちます。

熱もエネルギーの一形態なので、電磁波によって伝達されるのです。

又、宇宙空間は真空なので、太陽からの電磁波を遮断するものがありません。
真空だからこそ、太陽の熱が伝わりやすいんですね。
このエントリーをはてなブックマークに追加

2011/05/17

月と星座表

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。近藤です。

突然ですが、みなさん、夜空を見上げる時間はありますか?

たまにみる星空は綺麗だ

写真利用:来夢来人 様

最近僕は、一人会社に遅くまで残っている時や、家までの帰り道で夜空を見上げて、月や星を見ています。
特に月は日々、形も位置も色合いも変わって、吸い込まれるように、しばらく見てしまいます。
僕にとって、月はリラックス効果があるようです。

月の大きさは地球の約1/4、表面温度は-230℃~120℃と言われています。
また、月の重力によって地球の潮の満ち干きが起こります。
神秘的ですね。

有名なアポロ計画をはじめ、毎年のように月の探査がおこなわれ、人々にとってもっとも身近な天体かもしれません。

忙しい時、疲れた時、夜空を見上げ月を見てみてください。
癒されますよ。

最後に、僕が最近はまっているiPhoneアプリをご紹介。
「星座表」というアプリです。
GPSが搭載されていて、iPhoneを空にかがすだけで、星空が広がります。
iPhoneユーザーは、一度お試しあれ!

星座表を App Store で
このエントリーをはてなブックマークに追加

2011/03/07

太陽熱ってなに?

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは、近藤です!


太陽のエネルギー


火と同じように太陽も光と熱を発生しています。

太陽光発電、太陽熱発電という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
非常に似た言葉ですので、間違える人もいると思います。

両者の原理は大きく異なります。
太陽光発電は太陽の「光」を使って発電しますし、太陽熱発電は太陽の「熱」を使って発電します。

どちらも、自然エネルギーである太陽を使って電気を作るという意味では同じですが。

昨今、地球温暖化対策として注目を集めている両者です。
それだけでなく、太陽がなければ人類は存在できません。
そう思うと、太陽の存在はとてつもなく大きく感じます。
このエントリーをはてなブックマークに追加