前回は、クリミア戦争をきっかけに天気予報が生まれたという話をしましたが、天気予報以外にも、様々なものが生まれているんです。
あの洋服も、実は戦争の産物
著作者: GU / 古天熱 (改変 gatag.net) |
それまでかぶって着るのが常識だったセーターを前開き可能なものに考えたのは、イギリスの貴族・カーディガン伯爵です。
クリミア戦争の中でも一番激しかったといわれる「バルクラヴァの戦い」で、伯爵は、厳しい寒さの中あえなく負傷しました。
負傷した兵士にセーターをかぶらせるのは至難の業です。
そんな時に「前開き可能なセーターがあれば……」と思いついて作りあげたものが現在のカーディガンといわれています。
カーディガン伯爵 - Wikipedia |
ちなみにトレンチコートは、バーバリーが第一次世界大戦中に武器を身につけやすいようにと考えたものだそうです。
気温と服装にはこんな関係があります。以下をご参考に。
・ 21℃〜25℃ → 長袖のシャツ
・ 16℃〜20℃ → カーディガンなどで重ね着
・ 12℃〜15℃ → セーター
・ 7℃〜11℃ → コート
・ 〜6℃ → コート+マフラー
戦争が生んだ天気予報とカーディガン - Excite Bit コネタ |
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