線路の音 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2010/06/29

線路の音

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こんにちは!林田です。

今日は線路の音について書きます。
小さい頃からお馴染みの電車の線路、
電車を表す音といえば『ガタンゴトン』ですよね。

あの『ガタンゴトン』は、線路と線路の継ぎ目を通ると鳴ります。
ではなぜ、わざわざ継ぎ目を作っているのでしょうか?

線路は金属で出来ていますので、気温の高低によって膨張収縮します。
音や振動が発生しないようにぴったり線路を作ってしまうと、
膨張した時に線路が曲がってしまいますし、収縮した時は断裂する可能性もあります。

そのため、あらかじめ線路を作る際には、隙間をあけて設置されています。

『ガタンゴトン』の音の背景には、
そういった金属の膨張収縮での線路の変形を防ぐ為の工夫があります。

夏と冬とでは線路の隙間の大きさが変わってくるので、
耳を澄ましてよく聞いてみると、『ガタンゴトン』の音が違っているかもしれませんよ。
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