石見銀山で心頭滅却 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2019/08/23

石見銀山で心頭滅却

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こんにちは。東京支店 小林です。

先日お休みを利用して石見銀山に行ってまいりました !
あの島根県の石見銀山です!
そう、あの毛利輝元が織田信長と均衡を保った財源と言われる石見銀山!!
江戸初期には世界の銀の採掘量の1/3を担ったんじゃないかと言われる石見銀山!!!

鉱山はロマンがあります...(^^)
石見銀山はその鉱山を中心に人が「営んでいた」生活圏そのものが価値として認められ、世界遺産に登録されています。

現地で錬成も行い、港への流通路も保全されています。
石見銀山に訪れると、当時の鉱山に「生きて」いた人々の生活をありありと思い浮かべることができるのです( ˘ω˘ )

さてさて、石見銀山と一言で言っても、実はその範囲は広く、よく思い浮かべる「鉱山」の入り口は『龍源寺間歩(まぶ)と呼ばれます。
車両規制区域のため、自家用車やバスでは訪れることができません。
近くまで車で行って、そこから大体45分程度、じーりじーりと暑い中を進まねばならぬのです!

行ってみると納得。
路は狭いし、そこで生活をしている人達もいらっしゃる中で、観光用の車両が入る余地はありません。
路を広げようものなら、その景観も台無しになるし、生活を一変させてしまうしで世界遺産の価値そのものが疑わしくなるであろうもの。
世界遺産として保全することが目的なのに、そんなことをしては本末転倒。
うまくやってくださったなーと感謝しかありませんでした。


それにしても暑い。暑い。
35度の炎天下の中、やっと見えた間歩の入り口!
なななんと、見てください!!



わかりますか!?入り口からゆ、ゆ、湯気はでてるではないかーー∑(゚Д゚)



間歩内部の温度はおよそ17度。
内部と外部との温度差8度!わずか1mばかりの距離にして、です。

あたたかぁい空気が一瞬で冷やされて、一瞬にして水蒸気になります。

それにしても石見銀山の中はめちゃくちゃ涼しくって快適でした。
温暖化と騒がれて久しい世の中、人類が地中に潜る日はいつだー?って考えちゃいました。
だってこんなに涼しいんですもん。
太陽熱を地下水(冷却水)が冷やし続けて、この構造、全て自然が作り出してるんですよ。
究極のエコと言えるんじゃないでしょうか。
ずっといたかったなー....

次は限定公開をしている『大久保間歩』に伺いたいと思います!
んー再訪が待ち遠しい!!!


真夏の石見銀山デート、めちゃくちゃにオススメしたいです(^q^)b

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