高温・高ワットのヒーターの設計のコツ【Q&A】前編 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2015/08/26

高温・高ワットのヒーターの設計のコツ【Q&A】前編

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私たちの生活に身近な電気ヒーター。
炊飯器やコーヒーメーカー、魚焼きグリル等の電化製品から想像すると、200℃位かな?というイメージを持たれるかもしれませんね。

しかし、昨今では、より高い温度を電気ヒーターで実現したい!という要望も非常に多いんです。
そのためには高い電力(W)を入れる必要が・・。

そこで今回は!

高温・高ワットのヒーターの設計のコツを教えて!


ズバーリ。この難題に挑んでみましたよ。
御題目としてはこうなりますでしょうか?

Question:高温・高ワットのヒーターが欲しいんですが
KAWAI:お任せください。コツがあります。

高温・高ワットのヒーターは制限が付くことが多いですが、
ポイントを抑えることで、提案が可能です。
こんな環境下でぜひご活用ください!

弊社で取り扱いのある、各電気ヒーターの連続使用耐熱温度は一般的には、下記の通りです。
(例外もございます)


連続使用耐熱温度
カートリッジヒ-ター900℃
シーズヒーター(水用)200℃
シリコンラバーヒーター220℃
バンドヒーター350℃
フィルムヒーター300℃

高温時には、最も耐熱温度が高く、高い電力を入れやすいカートリッジヒーターを提案することが多いです。

今回は、このカートリッジヒーターで、高温下で使用する場合、どのようなコツを押さえればよいのか?を様々な実験によって検証いたします。

その結果は・・?後編で!

カートリッジヒーター - 株式会社河合電器製作所
つづく!
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