HEATWELL面状ヒーターの柔軟な形状例 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2013/08/09

HEATWELL面状ヒーターの柔軟な形状例

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは、(株)河合電器製作所です。

前回好評いただいた特集記事を。今回も組んじゃいました!

弊社の看板製品のひとつである、HEATWELLシリコンラバーヒーター
このラバーヒーターを代表格に、弊社には様々な面状ヒーターがあります。

くどいようですが、もう一度言わせてください。

例に出した、弊社シリコンラバーヒーターの特徴は、

  1. 発熱線とシートの密着がよく、断線を防ぎやすい
  2. UL規格難燃性グレードV0適合シートで製作可能
  3. ラバーヒーターとしては薄型である、厚さわずか1mmでの薄型仕様で製作が可能

製品の仕様の幅が非常に広いのが大きな特徴なんです!!

その実例をばばんと公開!ほらほら、↓↓スクロールを急ぎましょう!!

真空バルブにぴったりフィットするヒーター


これはなんでしょう。

これは、半導体など、様々な産業分野で活躍している真空バルブ
バルブの温度が下がりやすい為、結露防止も含めて丸い形状に<ピッタリフィット>するヒーターが必要でした。

このような、バルブ、フランジなどにつけるヒーターは、幅が狭く、製作が難しいケースが多いです。
弊社のラバーヒーターは、幅が10mm程度と狭くても製作可能です。

また、放熱量を抑えるための断熱材をつけ、かつ柔軟性も残するという、ちょっと小技の要るご提案をしました。
断熱材の一体化はお任せあれ!
さまざまな形状、種類、温度域でご用意が可能ですよ。

パーティクル量を考慮したい場合

 

こちらは、高いクラスのクリーンルームでも使用OK。
40Aの配管に、ヒーターを取り付け、保温を行っています。
シリコンレスの要求にも対応可能。シリコンは一切使用していません。
圧着端子も使用しませんので、様々な要求に応えられます。

なお、当ヒーターは180℃以上の温度にも耐えることができます。
断熱材の選定にもひと工夫を行いました。
それだけではなく、着脱可能なので、メンテナンス性も高いです。



溶剤の使用制限があったり、シリコンや金属の使用がNGだったりと、様々な産業分野ごとに、特殊なヒーターが必要になるケースが多くなってきていますね。

工場の生産設備用でなくても、たとえば輸出用の製品につくヒーターも、RoHS、UL規格に適応しなければいけないなど、制限は付きまといますね。
そんな部品選定に、頭を悩ませる時間短縮に、河合電器は貢献できます。

RoHSは全製品対応。UL規格認定ヒーターの製作も可能。

頭の片隅に河合電器製作所、どうぞよろしくお願いいたします。


このエントリーをはてなブックマークに追加