石田三成の逸話 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2010/04/26

石田三成の逸話

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こんにちは、今西です!

関が原の戦いで有名な石田三成には、こんな逸話があります。





長浜城主となった秀吉は、ある日、領内で鷹狩をしていた。

その帰途、喉の乾きを覚えて、ある寺に立ち寄って茶を所望した。
対応した寺の小姓は、
まず最初に大ぶりの茶碗にぬるめの茶を一杯に入れて出した。

喉の乾いていた秀吉は、それを一気に飲み干したあと、もう一杯たのんだ。
次に小姓は、やや小さめの碗に、やや熱めにした茶をだした。

秀吉が試みにもう一杯所望したところ、
今度は小ぶりの碗に熱く点てた茶を出した。

相手の様子を見て、その欲するものを出す、
この心働きに感じいった秀吉は、その小姓を城に連れて帰り家来とした。

この小姓が、その後累進し、五奉行の一人、石田三成となったのである。

(出典:http://www.asahi-net.or.jp/~IA7S-NKI/knsh/itsuwa/itsuwa.htm)




相手の身になって考え、相手の求めているものを出す。
我々もこんなビジネスを心がけたいものです。
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