震災から学ぶ熱について | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2017/03/13

震災から学ぶ熱について

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こんにちは!東京支店 堀内です。

早いもので、東日本大震災から丸6年が経ちましたね。
当時は本当に辛かったですが、お陰様で涙を浮かべずとも
当時を振り返られるようになりました。

そこで、熱!というお題にちなんで、当時の事を少しお話させて下さい。
実際津波に飲まれた中、奇跡的に生還した祖母(今年83歳)から
聞いた話です。



●侮れないウインドブレーカー!!

震災当時、祖母は畑に出ていたので、ウインドブレーカーを着ていました。
表面がつるつるの、風を通しにくい素材でおなじみですよね。
これを着ていたお陰で、波にのまれても体温の奪われ方が大分違った
ようです。

●タオルを使え!!

津波に飲まれた祖母。流されきた杉の木に捕まって流されていたところ、
家の屋根裏が流れてきました。そこの中に入ったところ、お歳暮などで
よく使われるギフト向けのタオルセットがそのままの状態であったのです。
申し訳ない…と思いつつ、そのタオルを屋根の隙間に詰め込むことで
すきま風をしのぎました。
これのお陰で、体感温度が大分上がったそうです。

●人肌で暖を取れ!!

祖母と同じく流されてしまったおばさまに頑張って屋根まで来てもらい、
祖母と二人で屋根の中で身を寄せ合って暖を取ったそうです。
やはり人肌は暖かく、何より一人ではなくてとても心強かったとのことでした。

…と、かなりディープな話をしてしまいましたが、
災害に遭った時は、とにかく使えるものは何でも使う、
絶対に諦めないという精神が大事なのが分かると思います。
あと、極力一人にならない事ですかね。

しかし祖母の場合は、運とかタイミングとか、元々の負けず嫌いな性格
とか長年の畑作業で培った若者並みの体力だとか、色々な事が重なって
生還してくれたのだと思っています。
(私が同じ状況になったら恐らくアウトな気がします。。)
本当奇跡を起こしてくれてありがとう…という気持ちです。

つい日常に流されて災害の事を忘れがちですが、
いつ起こるか分からないですし、日ごろ気を付けていきたいですね。

最後に、東北の被災地が、早く復興しますように。
頑張ろう東北!!


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