絶対零度を発見したケルビン | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2013/02/20

絶対零度を発見したケルビン

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こんにちは。

以前もブログでご紹介いたしましたが、温度には「絶対零度」といってそれ以下には下がらない温度というものがあります。

絶対零度は何℃?


その温度とはズバリ-273.15℃です。
なぜこんなに半端な数なんでしょう?と考えたことありませんか。

これにはこんな背景があります。学生時代に学んだ方も多いかもしれませんね。

この「絶対零度」を発見したのは、イギリスの科学者ケルビンさんです。
彼は、シャルルの法則から仮説をたてました。


シャルルの法則とは
温度が1℃変化すると、気体の体積は273分の1変化する
という法則です。

この法則から、彼は「-273℃より低い温度はありえない」という仮説をたてました。
それでこんなに半端な温度に気づけたのですね。


後にこれが証明され、「絶対零度」は「K」で表すようになりました。
彼のような学者のうえに、今の生活がなりたっていることを忘れてはいけませんね。
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