オーブンとレンジの違い | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2021/01/13

オーブンとレンジの違い

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 Engineering Designの西川です。

 

皆様明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

 

 僕は家でよく料理を作るのですが、最近思うことがあります。

 

それは、「オーブンとレンジって何が違うの?」です。

 

何か作りたいときにネットでレシピを検索すると

オーブンが必要なものが多々あります。

 

我が家にオーブンレンジはないので諦めていますが、

レンジでは本当に作れないのでしょうか?

 

レンジとオーブンの温め方の違いを調べてみました。

 

 

◇電子レンジの加熱方法

 

電子レンジは、一般的なヒーターなどの加熱方法とは異なり

マイクロ波を用いて、食材内の水分を振動させ、互いの分子の摩擦から熱を生み出しています。

この方法は「誘電加熱」と言い、木材接着の乾燥や、プラスチックの成型などにも用いられているようです。

レンジだけではなく色々な所で活躍しているそうですよ。

 

 


 ◇オーブンの加熱方法

 

オーブンは赤外線を用いて食材を加熱します。

こちらも分子を振動させて温めるのですが、水以外のあらゆる分子を温めてくれるそうです。

その為、オーブンでは食材の表面から赤外線が吸収されるので、表面上が焼かれます。

 

 

振動させる分子が違うだけで、温まり方がだいぶ異なるようです。

 

レンジ加熱後、レンジの中は温まっていませんが

オーブン使用後は、オーブン内が高温になっているのはこの為かもしれませんね!

 



 

◇結果

 

以上のことから、ピザやグラタンなどの表面から焼く必要のある料理は

電子レンジでは難しいことが分かりました。

 

弊社のシーズヒーターには、赤外線で温める用途の物もありますので

それを使えばピザを焼き上げる事が出来るかもしれませんね^^

 

 

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