寒い国の人は身体が大きい? | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2017/12/18

寒い国の人は身体が大きい?

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こんにちは!東京支店の井上です。

聞き飽きたかもしれませんが、すごく寒いです。

寒い時期のこのさみしさがなんとなくいい感じです。
ノスタルジックな気持ちになります。

急に故郷が懐かしいです。お盆に帰りましたが。


「寒い」に関連したお話しですが、「ベルクマンの法則」ってご存知でしょうか?

先日、社内の勉強会で聞きましたが、割りと有名な法則みたいですね。

ベルクマンの法則(ベルクマンのほうそく)とはドイツの生物学者クリスティアン・ベルクマン(Christian Bergmann)が1847年に発表したものであり、「恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する」というものである。(引用:Wikipedia)

おもしろい法則です。

身体が大きいことで、体重に対しての表面積が小さくなり、熱が奪われにくくなります。
生物はこのようにして、環境に適応していきます。

よく挙げられる例では、北極に生息するホッキョクグマは200~300cmなのに対し、日本の南部に生息するツキノワグマは130cm~200cmです。



もっと分かりやすい例で言うと、
平均身長が高い国は、オランダ(181.7cm)、デンマーク(181.6cm)、アイスランド(181.3cm)というように寒い国が多いです。
逆に平均身長が低い国は、スペイン(173.9cm)、ポルトガル(170.7cm)、メキシコ(166.9cm)と比較的暖かい国が多いです。

私はたぶんめちゃめちゃ暑い国で育ったみたいです、多分。

生息地域によってここまで生態が変わるのは興味深いですね。


加熱、保温方法を考えるうえでも、このベルクマンの法則は一つ参考にできますね!

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