異常気象(雷)積乱雲があるとなぜ雷が発生する? | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2013/04/08

異常気象(雷)積乱雲があるとなぜ雷が発生する?

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こんにちは。大阪営業所の東方です。。


先日、入道雲(積乱雲)とゲリラ豪雨について、書きましたが、、、まだまだ恐いぞ。。自然の力というわけで…

ゲリラ豪雨と同時に多発する雷。。
去年大阪では、雷を観測した日が史上最多になりました。。

積乱雲があると雷が発生する

そもそも、積乱雲があるとなぜ雷が発生するのでしょう?



重くなった氷の粒は、落下を始めます。
その際、まだ上昇中の小さな氷の粒と接触し、この衝突によって静電気が発生します。

下降する大きな氷の粒はマイナス電気
上昇する小さな氷の粒はプラスの電気を帯びている為、
雲の上のほうはプラス、下のほうはマイナスに分かれ電流が流れます


この時に、マイナスの電気に引かれるように地面にはプラスの電気が集まり、空から地上へ強力な電気が走ります。


これが…「雷」。
雷の電圧は1億ボルトにもなり、温度は30000℃にもなるそうです。

ちなみに、落雷と同じ電圧を木片に与える実験では、木片のみならずコンクリートをも砕いてしまうそうです。

30000℃なんて想像がつきませんよね…自然の脅威恐るべし。。

熱を扱うものとして、いつか自然にも勝ってやるぜと思いを馳せながら
入道雲には、ラピュタはないと知った今日この頃です。。
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