Cherry Blossom | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2011/04/13

Cherry Blossom

このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは!天白工場の倉内です。

皆さん、お花見は楽しまれたでしょうか?

今年は3月末頃まで寒い日が続いていたので、桜の開花が遅くなるんじゃないかと思ってましたが、4月に入って一気に咲き始めましたね。

桜の花芽は、冬の低温にさらされて目覚め、気温の上昇に応じて成長していくのだそうです。

桜の開花日の予想はどうやって行っている?


また、開花日を予想する方法のひとつに、気象庁が以前行なっていた「温度変換日数」があります。

これは、15℃の時の1日の成長量を基準として、日々の温度、前後との温度差により、成長スピードを日数に置き換えて開花日を予想するものです。

気象庁では、起算日から「温度変換日数」を積算して、サクラの開花予想を行っています。

温度変換日数とは、「標準温度」15度での1日分の成長量と、その前後の温度と比較して、花芽の成長速度を日数で計算したものです。

1日の平均温度が5度の時は、温度変換日数は、約0.3日となっています。
また、平均温度が15度以上の場合は、温度変換日数は、約3.3日となります。
つまり3.3日分成長するということです。
温度変換日数は、予想式で求めていますがこれは、1961~1990年の開花日と気温のデータを利用しているとのことです。
積算を開始する起算日は、観測点によってことなり、過去のデーターより、平均開花日の15日前から、最適な起算日が選ばれます。
このように、起算日から温度変換日数を積算して、開花予想日が求められます。
気温が急激に高くなると、花芽は何日分も成長することになり開花が早まるということになります。

※現在、気象庁では開花予想を行っていません。上記の予想方法はかつて行われていた方法のひとつで現在この方法が使用されているかどうかは不明です。

日本の桜(開花のしくみ)

四季があるからこそ楽しめる桜、本格的な春到来ですね。
このエントリーをはてなブックマークに追加