煙はなぜ上へ上へいくのだろう

お客様から熱の相談をお受けする時、熱の性質を把握することが、大切なポイントになります。
その性質のひとつに、「暖かい空気は上昇する」というものがあります。
お風呂のお湯なんかもそうですね。
これは、温められると、分子が熱エネルギーを受け、自らを激しく運動させるからなんです。
分子の激しい運動により、単位体積当たりの密度が下がり、軽くなるんです。
浮力という言葉を聞いたことがあるかと思います。
浮力とは、”温かい塊と同じ体積の時の、冷たい塊の重さ”=浮力を指します。
同時に、”温かい塊の重さ”=重力が働こうとする訳ですが、同じ体積ならば、これらの理由で“冷たい塊の重さ”が勝つため、重力に勝って浮力が働き、上に上にと浮かんでいくわけです。
しっかりと熱の性質を掴むこと、これが効率よく熱を使うコツですね。
熱の問題で困ったら、ぜひ河合電器までご相談ください。
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