真夏の観覧車は危険!50℃越えも | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2020/09/09

真夏の観覧車は危険!50℃越えも

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こんにちは。東京支店 小林です。
9月ですね。
何もできないまま2020年の夏が過ぎ去ろうとしています・・。

去年は海岸沿いドライブして、海鮮食べて、海行って、花火見て、銅山行ってー・・・
センチメンタルになります。(´・ω・`)

観覧車がまさかの運休!



せめてもの思い出が欲しいと思い、先日、近所の小さい遊園地に足を延ばしてみました。
お目当てのアンパンマンショーをばっちり最前で観覧して、あと何しようか!
やっぱり遊園地と言えば観覧車だよね!?
観覧車に乗らずして遊園地の思い出は彩られない・・!

ワクワクしながら足を運ぶも、、、、まさかの運休!

気を取り直してSLに乗ろうと並んでるとき、スタッフのおじちゃんと雑談できたので聞いてみました。
聞けば、夏場は観覧車の運休が多いんですって!
皆さんご存知でしたか?

なぜなら、観覧車内の室温がめちゃくちゃ暑くなるから!

 観覧車の室温、まさかの50℃越えも!?


全観覧車に室温計があるわけではないので、最高温度はわかりませんが、40℃越えを観測した観覧車もあるということ。

観覧車内は安全性確保のために、手や頭を出せないよう、密閉していることが多いです。
当然室内には温かい空気がこもります。
これはまさに、真夏の駐車場に放置された車の室温が上昇していく原理と同じですね。

さて、大きい観覧車では1周およそ15分。
仮に冷房で観覧車内部の室温を25℃に下げ切ったとして、15分後には31℃に上昇するようです。
これは熱中症指数(WBGT)でいうところのもっとも危険な指数に値するということです。

実際には、観覧車は1周し終わっても、室温が下がるわけではないので・・・
温度が上がり続けますね。
4周ほどした1h後には50℃を超え、もう4周した2h後には55℃まで上昇する可能性があるようです。
※いずれも車の室温上昇のテスト結果より推測


危険なら仕方がない。

でもやっぱり夏のでも観覧車に乗りたい(´・ω・`)
そんなニーズにお応えして、最新鋭の観覧車には冷房がとりついている事が多いようです。


エッフェル塔の真向かいにもエッフェル塔があるくらいですから
観覧車は偉大だ・・
何よりロマンチックだもの。
どんどん進化を続けていってほしいですね。

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