今日のお話は、動物に関する熱についてです。
動物の体の大きさに、熱が関係しているってご存知でしたか?
「ベルクマンの法則」という、有名な法則があるのだそうです(知りませんでした)。
端的に言うと、
恒温動物においては、寒い所にいるものほど体が大きくなるという法則です。
ホッキョクグマとベルクマンの法則
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著作者: lwpkommunikacio |
ホッキョクグマはずばり「クマ科」。
でも、熱帯地域に暮らしているマレーグマと、極寒の地に生きているホッキョクグマとでは、体長が1メートルも違います。
大きいのはもちろんホッキョクグマ!
寒い所に生きている動物は、熱を作り出すために、たくさんの筋肉が必要です。
ですから体重も重くなり、体が大きくなります。
逆に、熱い所に住む動物は、体から熱を出さなければなりません。
放熱するためには体重当たりの体表面積が広い方が有利ですから、体が小さくなるのだとか。
日本でも北海道の人は大きいのだろうか
これって人間にも当てはまるのでしょうか?冷暖房に頼る生活をヒトが始めてから長いですから、あんまり関係ないかもしれませんね。
北海道に行って体重が増えても海鮮丼の食べ過ぎ。
身長が小さいのは「牛乳に相談だ♪」
それにしても生き物の体って、よくできてますね・・・
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