最近、実家に引っ越してから枕元が暗いなぁと思い、LEDのスタンドライトを購入しました。
※写真はイメージです、僕の寝室ではありません(笑)
ここ数年でLEDの普及率はすごいですが、蛍光灯よりもだいぶ長持ちですよね。
熱のコンサルタントとしてなぜLEDは熱を帯びないのか、気になるところ。
簡単にご説明します。
LEDチップの基本構造は、P型半導体とN型半導体というものが接合された
「PN接合」で構成されます。
LEDチップに電圧をかけると、LEDチップの中を、電子と正孔(せいこう)が移動し電流が流れます。
※正孔とは半導体(または絶縁体)において、(本来は電子で満たされているべき)価電子帯の電子が不足した状態を表します。ByWiki
移動の途中で電子と正孔がぶつかると結合し、再結合された状態では、電子と正孔がもともと持っていたエネルギーよりも、小さなエネルギーになります。その時に生じた余分なエネルギーが光のエネルギーに変換され発光します。これがLEDの発光原理だそうです。
ではなぜ熱を帯びないのか。
厳密には発熱していないわけではありません。LED自体が熱に弱い特性がある為、電球の特性上熱を上手く逃がす工夫がされているのです。
が、沢山電流を流すと、実際は強く発熱している場合もあったりするみたいです。
ただ、LEDは消費電力も小さい為節電にも効果抜群です。
僕の家も全部LED!・・・かどうかはわかりませんが、
今後更に耐久時間や値段の部分でも進歩して、普及していくでしょうね。
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